「キミだけのヒーローになりたい」マー・スーチュンの役作りがすごい!開頭手術も見学

Record China    2022年11月24日(木) 0時0分

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「キミだけのヒーローになりたい」主演のマー・スーチュンのインタビューが到着した。(c)2021 Gcoo Entertainment Co.Ltd.All Rights Reserved

「花と将軍~Oh My General~」のマー・スーチュンと「ときめき♡旋風ガール」のバイ・ジンティンが、誰もが憧れる究極のヒーローカップルを演じた胸キュン・ロマンティック・ラブストーリー「キミだけのヒーローになりたい」。

主演作「花と将軍~Oh My General~」「私だけのスーパースター~Mr.Fighting~」が日本でも大ヒットした人気女優マー・スーチュンが本作で演じたのは、使命感に燃える新米医師。仕事に恋に真っ直ぐな等身大のヒロインを、チャーミングな魅力たっぷりで熱演した。そんな「キミだけのヒーローになりたい」のDVDリリースとU-NEXTの独占先行配信を記念して、マー・スーチュンのインタビューが到着した。

■「キミだけのヒーローになりたい」に出演を決めた理由やきっかけを教えてください。

私には違った役に挑戦していきたいという初心があり、中でも医師という特別な職業を体験してみたいという思いがあったからです。さまざまなジレンマにぶつかる医師という職業を理解したいと思いましたし、そこにどれほどの大変さがあるのか知りたいと思いました。

■これまでにさまざまな役柄を演じ、演技も評価されています。今回演じた勇敢で善良な新米医師ミー・カーはかわいらしい親しみの持てる女性です。そんな役を演じるにあたってどんな役作りをしましたか?特に意識したことや工夫したことはありますか?

撮影に入る前にいろんな病院や医療器械の会社に行って鉗子やメスの名前を一つ一つ覚えたり、顕微鏡を覗きながら縫合する練習をしたりしました。これらは全て時間をかけて覚えなければならず、私にとってはかなり難易度が高かったです。また、開頭手術の様子も見学しましたが、見るからに衝撃的で、ましてや医師が脳の神経を少しずついじっていくのはさらに強烈で、医師というキャラクターの役作りをするのはちょっとの時間でできるものではないと痛感させられました。

■ミー・カーの魅力はどんなところにあると思いますか?このキャラクターの見どころは何でしょうか?

ギャップがあるところでしょう。彼女はプライベートと仕事の時では違います。仕事となれば何事にもじゃまされないプロ根性を発揮します。普段はぼんやりしたところがあったり、おおらかだったりしても、仕事となれば真剣になって、細かいところにも気を配ります。

■ミー・カーそのものと思えるくらいキャラクターにはまっていましたが、実際にはご自身とミー・カーの性格に似ている点はありますか?仕事面と恋愛面において、彼女に共感できる部分はありますか?

実際には私とミー・カーの性格にはやはり違いがあります。私はミー・カーの勇敢で自立した自我のあるところに魅力を感じます。冒頭では彼女も手榴弾の爆発に怯えるシーンがありますが、これは人として正常な反応でしょう。でも、彼女は自分の職業と向き合う際にはさまざまなことを克服していきます。高所恐怖症を克服し、様な危険を乗り越えていきます。そして、私たちはみなそうあるべきだと思います。挫折したり傷ついたりしても、常に成長し後ずさりすることがなければ、人生は完成されたものになるはずです。勇敢であること、自我を持つこと、成長し続けること、それがミー・カーという人物から私が学んだ大切なことです。

■劇中には医師として仕事したり研修を受けたりするシーンがありますが、これらの撮影で苦労したことはありましたか?

(苦労したことは)医師としてプロらしく見せることですね。そのために実際に学び実習を受ける必要がありました。顕微鏡の下でどのように手を動かすかといったことは、簡単にできるようになるものではありません。撮影前に病院で実習を受け、時間をかけて学んでいきました。

■シン・コーレイ役のバイ・ジンティンさんとは初共演ですが、視聴者からは予想以上にカップル感があると好評でした。彼との共演はいかがでしたか?お互いの演技について意見したりアドバイスしたりしましたか?

彼も真面目な俳優さんです。共演シーンの細かい部分に至るまで、どのように演じたらもっとよくなるかを現場で常に話し合っていました。そんなふうに2人で細かい部分まで意識して演じたことも、皆さんにカップル感を感じてもらえた理由ではないかと思います。

■撮影現場でのバイ・ジンティンさんのエピソードや裏話があったら教えてください。

彼は現場でよく人をいじってましたね。口でうまく言い返せない私は、やり返すのに手や足が出ちゃってました、ハハハ(笑)。

■本作はSWAT隊員と医師の物語ではありますが、キュンとくるロマンティックなシーンもたくさんあります。その中で特に印象に残っているシーンはありますか?

1つ目は、地震災害のレスキューに行くシーンです。ミー・カーとシン・コーレイは遠く離れて立っていて、本当は近寄ってお互いに励ましの言葉をかけ合いたいのに、それぞれ任務に追われる2人はそれができず、避難民でごった返す中、お互いに離れたところから声は出さずに相手に「体に気をつけて」と呼びかけます。相手にその口の動きは見えないかもしれないけれど、あなたのことを想っていると伝えるために心の中でメッセージを送るのです。そのシーンにはとても感動させられました。2つ目は、ミー・カーとシン・コーレイが坑道に閉じ込められてシン・コーレイが動けなくなってしまうシーンです。あそこのシーンでは私たちのちょっとした考えを加え、原作小説にあったセリフを少し変えたりしました。あのシーンの撮影は本当に大変でした。実際に空気が通らない場所で息苦しかったんです。あの時は本当に彼が死んでしまうのではないかという気持ちに襲われたことが、深く記憶に残っています。私たち2人はすごく泣いて、人と死に別れそうな時のリアルな感情を味わいました。

■劇中には3組のカップルが登場し、それぞれ問題を抱えつつ交際していきます。ご自身が特に好きなカップルの関係やエピソードはありますか?

ミー・カーとシン・コーレイの互角な恋愛関係が好きです。自分が相手を愛するように相手も愛してくれて、職業においても考え方においても、お互いの全てを尊重できる関係ですね。恋愛においてそれぞれに自由があった上で、自分が何か選択する際には相手を思いやりながらも自分の大事なものを手放さない、そういう関係がいいです。

■本作は配信がスタートすると、多くの視聴者に愛され、多くのコメントでにぎわい、Doubanの平均評点も一気に8.1(現在7.6)を記録し、成績も非常に良かったです。ご自身ではこのドラマがこれほど人気を博した理由は何だと思われますか?

医師とSWAT隊員という職業の特殊性によって他の職業とは一味違ったラブストーリーが描かれたことが、人気を得た理由だと思います。しかも、この2つの職業は正直どちらも働く姿がとってもかっこいいですよね。それが視聴者にとって新鮮だったのだと思います。このような物語は私たちの普段の日常生活とは少し隔たりがあるものの、現実に出会う可能性がある人たちを描いているので、期待感も高まったのではないでしょうか。また、主人公カップルのラブストーリーにいろいろと困難があるからこそ、視聴者の皆さんも2人には幸せになってほしいという気持ちで見守ってくれたのだと思います。

■最後に、日本の皆さんにメッセージをお願いします。

「キミだけのヒーローになりたい」をよろしくお願いします。



※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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