絶賛放送中の中国のコメディードラマ「卿卿日常～若様と恋する日々～（原題：卿卿日常）」のポスターが13日に公開され、海外の多くの地域でも配信されることが明らかになった。公式アカウントによると、バイ・ジンティン（白敬亭）とティエン・シーウェイ（田曦薇）が主演の同ドラマは、北米や欧州、オーストラリア、インド、シンガポール、マレーシアなどのストリーミング・メディアプラットフォームで配信されており、今後はベトナム、タイ、韓国、カンボジア、日本などでも配信される計画だ。

小説「清穿日常」をドラマ化した「卿卿日常～若様と恋する日々～」は、新川の「若様」たちの妃となるために、各地から若い女性たちが新川に集められるシーンから始まる。バイ・ジンティン演じる新川の「猫をかぶった」若様・尹崢は、実家で気楽に暮らすため、必死になって妃選びから落選しようと頑張っていたティエン・シーウェイ演じる李薇と、ひょんなことがきっかけで結婚することになる。そして、次々とトラブルに巻き込まれながらも、互いに協力し合い、楽しく満ち足りた日々を送るようになっていくというストーリー。

現在、海外進出する中国ドラマがますます増えており、中国とほぼ同じタイミングで配信される作品も増えてきている。例えば、「蒼蘭訣～魔王とポンコツ妖精が入れ替わっている？！～（原題：蒼蘭訣）」や「沈香如屑（Immortal Samsara）」、「星漢燦爛（Love Like The Galaxy）」といった恋を描いた時代劇ドラマが動画配信サービス「Netflix」を通じて全世界へと配信をスタートしている。

また、2014年の「父母愛情（Romance Of Our Parents）」は60カ国以上で配信されて大ヒットとなり、海外進出のモデルケースとなった。近年は「テーマが鮮明で、現実的で、完成度も高く、海外配信でも優れた評価を得て、他作品をリードするモデルケース」となっている20作品が毎年「海外配信優秀作品」として選ばれるようになっている。2020年の優秀作品のうち、「在一起（Together）」、「老酒館」、「30女の思うこと～上海女子物語～（原題：三十而已）」、「慶余年～麒麟児、現る～（原題：慶余年）」、「家族の名において（原題：以家人之名）」の5作品は、海外の製作会社によりリメイクされたり、海外の会社がライセンスを購入するなど、評価だけでなく視聴率も優れた結果を残している。（提供/人民網日本語版・編集/KN）