サッカーのワールドカップ（W杯）カタール大会の開会式が20日に行われたが、中国では画面に映り込んだある日本のサポーターに大きな注目が集まっている。

開会式を中継した中国国営の中央テレビ（CCTV）は、客席にいる日本のユニフォームを着たサポーターの様子をとらえた。このうち、顔を白く塗った男性が、中国の有名なコメディアン・岳雲鵬（ユエ・ユンポン）とそっくりだと話題になっている。

中国版ツイッター・微博（ウェイボー）では、「開会式日本のサポーター」「W杯岳雲鵬」がトレンド入り。また、「W杯岳雲鵬」はポータルサイト・百度（バイドゥ）の検索ワードでもトップ10入りしている。

ネットユーザーからは「はははは、めっちゃ笑った」「あなたなの？岳雲鵬」「岳雲鵬もカタールW杯の開会式を見に行ったのか（笑）」「岳雲鵬は北京の防疫規定に違反して出国したようだ」など、冗談めかした声が多数上がった。また、同一人物とみられるサポーターが4年前のロシア大会のスタンドにもいたとして、当時の中継映像のキャプチャ画像を投稿するユーザーもいた。

このほか、「はははは、すごくかわいい」「こういうのは日本らしいな」「（自国代表を応援に行ける）日本のサポーターがうらやましい」などのコメントも寄せられている。（翻訳・編集/北田）