サムスン半導体、米企業と手を組み台湾TSMC猛追へ=韓国ネットは文在寅政権を批判

Record Korea    2022年11月21日(月) 10時0分

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18日、韓国・朝鮮ビズは「サムスン電子ファウンドリ事業部がチップ検証プロセスの信頼性強化に向け、米Silicon Frontline Technologyと手を結ぶ」と伝えた。資料写真。

2022年11月18日、韓国・朝鮮ビズは「サムスン電子ファウンドリ事業部がチップ検証プロセスの信頼性強化に向け、米Silicon Frontline Technologyと手を結ぶ」と伝えた。

記事によると、サムスン電子のファウンドリーは今年、本格的に導入した4ナノ工程で収率(良品の比率)と性能確保に困難が生じ、最大の顧客だった米クアルコムをTSMCに奪われた形。今後はファウンドリー市場の主導権強化に総力を上げる方針だという。今回のSilicon Frontline Technologyとの協力は、先端工程をはじめファウンドリー生産全般における収率点検、チップ性能改善を目的としている。

半導体業界関係者は「サムスンのファウンドリーは5ナノ工程の初期から収率問題が発生していたが、4ナノ工程でも似たような状況だと承知している。早期に問題を是正しなければ、TSMCを追い抜くことはできない」と話している。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「文在寅(ムン・ジェイン前大統領)とその一味がサムスンを崩壊させた主犯だ」「文在寅政権の5年間で李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子はひっ迫した。今後5年間、尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権は全面的な支援をすべきだ」「サムスンを規制したのは米国でも日本でも中国でもなく韓国だからな」「TSMCに完敗したのは文在寅が5年間、李在鎔の逮捕やら家宅捜索を繰り返したせい」など、文在寅政権に対する批判の声が多く寄せられている。

また、「汎用メモリでは中国市場を失い、ファウンドリーはTSMCに完敗。これまで半導体輸出で持ちこたえてきた韓国経済の未来はどうなるのか」と憂う声や、「サムスンは苦境を乗り越えて世界最高の企業になった。今回も必ず困難に打ち勝って、世界のトップに立つはず」などサムスンを激励するコメントも多く上がっている。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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