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インドネシア高速鉄道の試運転成功、現地ネット民の名を使って日本をおとしめる中国セルフメディア

Record China    2022年11月19日(土) 21時0分

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17日、網易に、中国の支援によるインドネシア高速鉄道が試験運転に成功したことについて、日本の高速鉄道技術を貶めるセルフメディアによる文章が掲載された。

2022年11月17日、中国のポータルサイト・網易に、中国の支援によるインドネシア高速鉄道が試験運転に成功したことについて、日本の高速鉄道技術をおとしめるセルフメディアによる文章が掲載された。

文章は「中国とインドネシアが共同建設したジャカルタ・バンドン高速鉄道の試験運転が成功した」と紹介。16日の試験運転実施時にはインドネシアの「多くのネットユーザー」が「ついに来た」「ありがとう、中国」「高速鉄道ができて、インドネシアは先進国になったみだいだ」「日本を選ばなくてよかった」「中国をデベロッパーに選んだのは幸運だ。中国を選んでいなければ、インドのように遅延しただろう」とのコメントを残していると主張した。

ジャカルタ・バンドン高速鉄道は全長142キロ、設計最高時速は350キロで来年6月に営業開始予定。インドネシア国内だけでなく、東南アジア地域にとって最初の高速鉄道となる。

文章は、インドネシアが高速鉄道建設計画当初、発注先を日本にするか中国にするかで悩んでおり、日本がかなりの優遇条件を出していたとする一方で「インドネシアは日本の高速鉄道建設の評判、すなわち『日本を選べば落とし穴にはまる』という話を聞いたのか、最終的にわが国を選んだ」と自論を展開した。

そして「日本はわが国に比べて高速鉄道建設で明らかに不利な状況にある」として「中国の建設速度は日本の2倍である」「中国の1キロ当たりの建設単価が日本より安い上、鉄道建設のサプライチェーンが充実している」「中国は会社対会社の提携という融資モデルを採用しており、ソブリン(政府保証を必要とする)融資ではないこと」を挙げ、「日本は速度、オファー価格、品質いずれにおいてもわが国と張り合うことは難しく、よりよい融資条件を掲げるのみだった。しかしその融資も政府保証を必要とするものだったことから、最終的にわが国が受注を勝ち取ったのだ」と主張した。

その上で「ジャカルタ・バンドン高速鉄道はわが国を選んでラッキーだった。なぜならインドの高速鉄道は日本を選び、その結果予算が倍に膨らんだ上、5年でたったの10キロしか建設できておらず、完成の見通しが立たないからだ。インドのネットユーザーがインドネシアの高速鉄道開通を見てメンタルを崩壊させ、狂ったように文句を言うのもむべなるかなである」と結んでいる。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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