FBI長官「中国が盗んだ米国のデータ、他のすべての国の合計よりも多い」―仏メディア

Record China    2022年11月19日(土) 6時0分

拡大

FBIのレイ長官は15日、米下院の公聴会で、「中国のハッキングプログラムは世界最大であり、他のすべての国を合わせたよりも多くの米国の政府、企業、個人のデータを盗んでいる」と述べた。資料写真。

仏RFIの中国語版サイトによると、米連邦捜査局(FBI)のレイ長官は15日、米下院国土安全保障委員会の公聴会で、「中国のハッキングプログラムは世界最大であり、他のすべての国を合わせたよりも多くの米国の政府、企業、個人のデータを盗んでいる」と述べた。

レイ長官は、ダイアナ・ハーシュバーガー議員への回答で、「国家安全保障上の懸念がある」とした上で、「中国政府は、百万単位のソースから収集したデータや推奨アルゴリズムを制御して、影響力を操作するのに用いたり、何百万ものデバイス上のソフトウエアを制御したりするために使用する可能性がある」と述べた。

レイ長官は、中国発の動画投稿アプリ「TikTok」とそれを運営する北京字節跳動科技(バイトダンス)に懸念を抱いているとし、中国政府が同アプリを利用してユーザーに影響を与えたり、デバイスを制御したりするリスクについて警告し、「米国の規制当局は早くからこの会社を調査しており、対米外国投資委員会(CFIUS)はTikTok米国事業の禁止を主張している」と述べた。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携