ソウル雑踏事故遺族を装い俳優チョン・ウソンと握手、親子の迫真の演技に批判殺到

Record Korea    2022年11月17日(木) 13時0分

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17日、韓国・イーデイリーは、ソウル・梨泰院雑踏事故犠牲者の遺族を装ってさまざまな支援を受けた親子が俳優のチョン・ウソンにまで会っていたと伝えた。

2022年11月17日、韓国・イーデイリーは、ソウル・梨泰院(イテウォン)雑踏事故犠牲者の遺族を装ってさまざまな支援を受けた親子が俳優のチョン・ウソンにまで会っていたと伝えた。

ソウル龍山警察署は、梨泰院雑踏事故犠牲者の遺族を装った50代の女とその10代の息子を詐欺容疑で立件したと明らかにした。親子は梨泰院駅に設置された追悼空間で「家族が事故で死亡した」とうそをつき、衣料品や現金、食事の提供を受けた疑いが持たれている。

また10日には、追悼空間を訪れた俳優のチョン・ウソンに会っていた。当時現場にいた市民らが撮影した映像には、追悼を終え現場を離れようとするチョンが、「ここに遺族がいるので握手してあげてください」との声を聞き立ち止まる様子が映っている。そこに親子が現れ、息子はチョンの手をつかんで泣き崩れる。それを見たチョンは無言で肩をたたき慰めている。

親子のうそは、14日にあるインターネットメディアが事故犠牲者の名前を公表したことで発覚した。親子を対応したスタッフが犠牲者の名簿を確認して遺族でないことに気づき、警察に通報した。親子は容疑を認め、「空腹でお金がなかった」と供述したという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「恥ずかしい」「子どもの前でよくそんなことができるな」「亡くなった人たちを利用するなんて悪魔のすること」「お金もプライドも常識もない親子」「チョン・ウソンと握手すれば空腹が満たされるのか?」「10代ですごい演技力」「泣き崩れる息子の姿を見て本当に鳥肌が立った」など批判の声が殺到している。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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