2014年6月30日、「韓国から代理購入したおしゃれな穴開きジーンズ。一度も履かないうちに、おばあちゃんが穴を全部縫ってしまった」。湖北省荊州市の劉（リウ）さんは、穴が全部ふさがったジーンズを手に、泣きたいのか笑いたいのか分からない気持ちになった。荊州晩報が伝えた。

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1990年代生まれの劉さんは、流行に敏感で、ファッションに気を使っている。最近もインターネットで韓国の穴開きジーンズを購入し、わくわくしながら届くのを待っていた。配達の日は他の地方に出張していた。母親が中身を確認して小包を受け取り、ジーンズを枕元に置いてくれた。しかし、出張から帰って発見したのは、穴がきれいに繕われた後の穴開きジーンズだった。

実は、商品が届いた2日目、田舎に住む劉さんの祖母が訪ねて来て、出張中の劉さんの部屋に泊まった。その時に穴開きジーンズを見つけ、針と糸で穴を器用に縫い繕ったのだという。「おばあちゃんの気持ちは嬉しいけど、結果は台無し。元に戻すのは大変だった」と劉さんは嘆く。若者のファッションをお年寄りが知らないのは当然で、普段の交流が足りなかったからかもと反省した劉さん。これからはおばあちゃんと一緒の時間を増やし、若者のファッションについても教えてあげるつもりだという。（提供/人民網日本語版・翻訳/MA・編集/武藤）