<ブラジルW杯>「かみつき」スアレスが栓抜きに?肖像権が問題に―中国

Record China    2014年7月1日(火) 7時23分

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30日、サッカーW杯ウルグアイ対イタリア戦で、ウルグアイのスアレスがイタリアのキエッリーニとゴール前でポジション争いをした。スアレスはキエッリーニの肩に歯をぶつけ、かみつきと見なされた。口を開けたスアレスをかたどった栓抜きが通販サイトに登場している。

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2014年6月30日、サッカーW杯ウルグアイ対イタリア戦で、ウルグアイのスアレスがイタリアのキエッリーニとゴール前でポジション争いをした。スアレスはキエッリーニの肩に歯をぶつけ、かみつきと見なされた。キエッリーニがユニフォームをまくって審判に「かまれた」とアピールする写真は、サッカーファンの注目を集めた。口を開けたスアレスをかたどった栓抜きが、すでに国内外の通販サイトに登場している。北京青年報が伝えた。

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▼スアレスの栓抜き、ネット通販に登場

スアレス栓抜き、がぶりと痛快、一口でOK――ネット通販に、「スアレス栓抜き」という商品が登場した。製品の画像では、口を開けたスアレスのキャラクターと栓抜きが一体化している。このユーモアあふれる創作作品は、ネット上で注目を集めた。ネットユーザーは、最も創意あふれるジョークだとコメントした。

▼予約販売を受付

数元(1元は約16円)で購入できる一般的な栓抜きと異なり、W杯の熱狂を利用した「スアレス栓抜き」は割高だ。ネット通販・タオバオでは、同商品が数百元から1万元(数千円から約16万円)で取引されている。20数店が同製品を取り扱っており、予約が一定数に達してから販売するとしている。店舗の管理人の欧陽(オウヤン)氏は、「画像をアップしたが、なかなかの反響だ。ネット上にアップした商品の画像はCGで作った見本で、実際の製品の画像ではない。商品を掲載してから、問い合わせをしてくる人が増えた」と語った。

欧陽氏は「とんでもない値が付けられているが、コストがそれほど高いわけがない。製品は現在、予約販売のみの提供となっている。気になった方はブックマークに追加し、注目し続けて欲しい」と述べた。欧陽氏がアップデートした商品の画像を見ると、赤のユニフォームを着たスアレスが口を開き、ビール瓶の栓に飛びかかろうとしている。人形の足には、携帯に便利なチェーンを取り付ける場所がある。

▼肖像権の問題も

欧陽氏は、「栓抜きのアイデアはウルグアイとイタリアの試合から得た。ウクライナのスアレスは試合中、相手選手にかみ付いた。私は友人と試合を見ていたが、商売を手がけている友人がこれまでのスアレスの行為を思い出し、それをモチーフに栓抜きを作ることを考えた」と説明した。

欧陽氏とその友人はこのアイデアを元に、CGで作った画像をアップデートした。欧陽氏は「今は肖像権に悩まされている。栓抜きを生産するのは簡単だが、本当にスアレスのイメージを使い生産するならば、肖像権が問題になる。許可なく使用すれば、権利侵害になる。スアレスをキャラクター化したり、その他のキャラクターを使用すれば、当初のアイデアとはかけ離れたものになる」と悩ましそうだ。

欧陽氏は、「この製品は普通の平らな栓抜きとは異なり、てこの支点を見つけにくい。人形を使った栓抜きは見栄えが良いが、使用効果については検証する必要がある。友人はこの商品を生産し、ファンに提供するため努力するはずだ」と語った。(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/武藤)

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