韓国ジェネシスがベンツやレクサスの代替財に?韓国内外で販売好調=韓国ネットには厳しい声も

Record Korea    2022年11月17日(木) 6時0分

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16日、韓国・毎日経済は「韓国内で確固たる地位を確立した現代自動車の高級ブランド、ジェネシスがグローバル市場でもベンツやBMWと競い合い、成功神話を築き始めた」と伝えた。写真はジェネシス車。

2022年11月16日、韓国・毎日経済は「韓国内で確固たる地位を確立した現代自動車(ヒョンデ)の高級ブランド、ジェネシスがグローバル市場でもベンツやBMWと競い合い、成功神話を築き始めた」と伝えた。

記事によると、ジェネシスは15年11月の発足以降、今年10月までに計80万6739台(韓国で57万5712台、海外で23万1027台)を販売した。今年は半導体不足にもかかわらず販売の成長が著しく、5月に70万台を突破し、それから5カ月でさらに10万台を売り上げた。業界は、半導体不足による生産停滞が緩和される状況を考えると、来年4~6月期、7~9月期には販売100万台突破の記録を打ち立てるとみている。記事は「ベンツ、BMW、レクサスなどのプレミアムブランドの代替財としての地位が確かなものになる」としている。

ジェネシスの販売をリードしている車種はセダン。ベンツEクラス、BMW5シリーズと競う準大型セダンのG80は33万4110台を販売した。シェアは41.4%に達する。G80電動化モデルは15日にインドネシア・バリ島で行われたG20サミットで公式の儀典車両として提供された。ベンツSクラス、BMW7シリーズと競うG90は11万6216台、ベンツCクラス、BMW3シリーズと競うスポーツセダンG70は11万3638台を販売したという。

また、韓国でジェネシスは「成功者が乗れる車」として人気を集め、一昨年と昨年には、6年連続で輸入車ブランド販売1位を記録しているベンツを圧倒する販売実績を記録した。

ジェネシスの今年1~10月の販売台数は10万9718台。ベンツも6万3829台と健闘したが、ジェネシスには及ばなかった。

ジェネシスは起亜自動車(38万6102台)と現代自動車(32万4787台)に続いて韓国内3位のブランドとなった。双龍自動車(5万5467台)、シボレー(4万3418台)、ルノーコリア(3万2874台)の約2~3倍多く売り上げたという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「韓国だけで売れているようだけど?」「米国に住んでいるが、ジェネシスは見たことがない」「ヒョンデがベンツより優れているって?笑える」「法人車として買うならジェネシスでもいいけど、自分のお金なら外車を選ぶ」「ジェネシスはほとんど、ヒョンデの社員が割引で買っているのでは?」「オーバーだな。世界の有名高級ブランドと競うにはまだまだ」「ヒョンデはこんな広告記事ではなく品質向上のためにお金を使ってほしい」など厳しい声が上がっている。

一方で「外車よりジェネシスの方がかっこいい」「デザインに関しては言うことなし」「正直、ジェネシスは文句のつけどころがない良い車だ」など、高評価の声も見られた。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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