2022年11月15日、韓国・マイデイリーの記者が「ワールドカップ（W杯）開催地のカタールで韓国代表のユニフォームだけが見当たらなかった」と伝え、韓国のネット上で注目を集めている。

記者はW杯が開催されるカタールの首都ドーハを訪れた。至るところでワールドカップ参加国の応援グッズ（ユニフォーム、マフラー、帽子、タンブラーなど）が販売されており、市内の超大型ショッピングモールのスポーツ用品売り場にも、ナイキ、アディダス、プーマなどさまざまなブランドの代表ユニフォームが並んでいたという。

売り場の入り口の最も目立つ場所には、開催地のカタールと前回大会優勝国のフランスのユニフォームが置かれ、その後ろにはスペインやドイツ、オランダ、ベルギーなど「優勝候補」に挙げられる人気チームのユニフォームが置かれていた。さらに店の奥へ進むと、スイスやポーランド、日本、サウジアラビア、豪州、ガーナなどのユニフォームがあり、本戦に出場しないナイジェリアのユニフォームもあった。ところがいくら探しても、アジアのチームのうち韓国のユニフォームだけが見当たらなかったという。

記者は「さすがに寂しさを感じた」と落胆し、「カタール現地で韓国代表の試合を観戦する予定のサッカーファンたちは、事前にユニフォームを購入して入国することをお勧めする」と伝えている。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「ひどい。本当にないの？」「なぜないのか理由が知りたい」と嘆く声が上がっている。

また「サッカーが下手な国だから仕方ない」「韓国代表の試合は3ゲームしか見られない。適当に赤いユニフォームを着ておけばいい」「どうせ今回のユニフォームのデザインはいまいちだから」と投げやりな声や、「現政権になってから国の格が急降下」「国の格に合わせてあるのでは？」「韓国は外交だけではなくスポーツでも仲間はずれなの？」と指摘する声も。

その他「レア感があって逆にいい」「カタールでお金を使うより韓国で使ったほうがいいじゃん」と前向きな声や、「でも開会式には韓国の歌手が出演する（笑）」「BTSの公演をキャンセルしてやれ」との声も見られた。（翻訳・編集/堂本）