57年前の「学生訪中団」記念展が開幕、毛沢東・周恩来ら中国首脳の写真も=甦る熱烈歓迎ぶり

Record China    2022年11月15日(火) 15時0分

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日中国交回復前の1965年8月に初めて訪中し、8年間続いた学生友好参観団の足跡を記念する「訪中学生団57年記念展 1965~2022」展示会が11月14日、東京港区虎ノ門の中国文化センター始まった。

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日中国交回復前の1965年8月に初めて訪中し、8年間続いた学生友好参観団の足跡を記念する「訪中学生団57年記念展 1965~2022」と題した展示会が11月14日、東京港区虎ノ門の中国文化センター始まった。18日まで開催される。

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主催は1965~1972年の間に、毎年訪中した学生参観団の団員785名からなる「斉了会(ちいら会)」。中国文化センター、日中文化交流センター、全日本華人華僑青少年中国文化振興会が共催した。

14日の開幕式では100人以上が出席、井垣清明同会会長が「1965年、国交が回復されていない困難な状況の中で、学生が中国へ行く道が切り開かれた。これは『LT貿易』『日中新聞記者交換』など交流の積み重ねによるもの。この年、第一次学生訪中参観団126人が8月に香港から入境し、中国各地を訪れ、『熱烈歓迎』を受けた。以後1972年9月の日中国交正常化まで、八次にわたり多くの学生が中国を訪問した。この学生団を母体として『ちいら会』が誕生した。その後も断続的に中国と相互に友好往来を続けて今日に至っている」と挨拶した。

初訪中時、学生訪中団は北京・人民大会堂で開催された北京市長主催歓迎会に招かれた。毛沢東周恩来トウ小平ら中国要人が出席しており、握手を交わし温かい言葉をかけられたという。この時、毛沢東らと一緒に写った写真が展示され、注目を集めた。

この展示会では写真や資料、記念文集などが展示されているほか、スライドショーや講演、シンポジウムなどが会期中行われている。(八牧浩行

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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