中国SF超大作「流転の地球2」、来年の春節に劇場公開予定

anomado    2022年11月14日(月) 20時30分

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12日、アモイで閉幕した第35回中国映画金鶏賞の授賞式で、SF大作「流転の地球2」が来年の春節に劇場公開されるとの正式発表があり、映画ファンの間で歓喜の声が上がっている。

2022年11月12日、アモイで閉幕した第35回中国映画金鶏賞の授賞式で、SF大作「流転の地球2」(原題:流浪地球2)が来年の春節に劇場公開されるとの正式発表があり、映画ファンの間で歓喜の声が上がっている。

映画は世界的なヒット作となった「三体」で知られるSF作家リウ・ツーシン(劉慈欣)の小説「流浪地球」(2000年出版)を実写化したもので、日本でも「さまよえる地球」というタイトルで早川書房の「S-Fマガジン」に日本語版が掲載されたことがある。

19年に劇場公開された前作は、肥大化を続ける太陽によって地球がさまざまな災害に見舞われ、100年後の存続が危うい人類を守るため各国が一致団結し、世界各地に巨大なエンジンを取り付け、地球を安全な場所へと移動させる「流転地球計画」を始動するが、地球を動かしたことで起きる巨大地震、相次ぐエンジン故障、木星の巨大重力から逃れるためスペースステーションを爆発させる内容などが描かれている。そして「流転の地球2」は、「寿命の終わりを迎える太陽を前に、人類は新しいすみかを求めて再び地球にエンジンを取り付け、危険な宇宙の旅に出る」と、ネタバレされている。

メガホンを執るのは引き続きグオ・ファン(郭帆)監督で、俳優のウー・ジン呉京)だけでなく、アンディ・ラウ(劉徳華)、リー・シュエジエン(李雪健)などのベテラン俳優が新たに加盟し、こん身の演技を披露。また、さらに進化したCG技術を駆使し大幅にパワーアップした映像も見どころだと、伝えられている。


前作の「流転の地球」は46億9000万元(約922億円)の興行収入でメガヒットを記録し、「最高の国産SF映画」など数々のタイトルを獲得したが、果たして新作はこれらの記録を塗り替えられるのか。注目が集まっている。(編集/RR)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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