米国の博物館、韓国人男児の熱意に負け旭日旗映像を削除=韓国ネット称賛「素晴らしい」

Record Korea    2022年11月9日(水) 22時0分

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9日、韓国・MBNによると、ワシントンD.C.にあるスミソニアン博物館が発行するウェブマガジンに旭日旗の描かれた映像が掲載されたが、ある韓国人男児の働きかけにより削除された。写真はスミソニアン博物館。

2022年11月9日、韓国・MBNによると、米ワシントンD.C.にあるスミソニアン博物館が発行するウェブマガジンに旭日旗の描かれた映像が掲載されたが、ある韓国人男児の働きかけにより削除された。

記事によると、米テキサス州ダラスに住む韓国人小学生は最近、スミソニアン博物館のウェブマガジンの映像に旭日旗が使われていることを発見した。映像は、猫が人間にどれほど飼いならされたかについて説明する内容で日本が例に挙げられ、その背景に旭日旗が使用されていたという。

映像を見た男児はすぐに博物館側に抗議のメールを送り、「メールをありがとう」との回答を得たが、1週間以上たっても映像は削除されなかった。男児は母親に相談し、今度は米国のオンラインコミュニティーで「映像を削除させるため協力してほしい」と訴えた。この訴えが多くの賛同を集め、博物館側は圧力に負け映像を削除したという。

これについて、「世界の旭日旗退治キャンペーン」を行う韓国誠信女子大学の徐敬徳(ソ・ギョンドク)教授は自身のSNSで「素晴らしいことだ」「ダラスに行く機会があればこの家族に食事をごちそうしたい」と称賛した。また、カタールの首都ドーハにある大型ショッピングモールの外壁にも最近旭日旗が登場したが、現地の韓国人の協力により撤去されたことを紹介し、「以前は旭日旗関連の情報提供を受けて私のチームが抗議することがほとんどだったが、最近は海外に住む韓国人が自ら抗議して修正させ、連絡をくれる回数が増えている」と述べたという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「幼い子がすごいことを成し遂げた」「立派な息子を持ってうらやましい」「将来きっと大物になる」など称賛の声が上がっている。

また、「海外にいる同胞もこの国を愛してくれているのに、韓国の海軍は日本の観艦式に参加し、戦犯旗(旭日旗)に敬礼している」「小学生にも劣る韓国の軍人と尹政権の認識レベル」「うれしい一方で腹が立つ。国のために頑張る国民vs国を売る政府」「尹政権は恥を知るべき」など、現政権への厳しい声も数多く寄せられている。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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