2022年11月8日、中国メディアの鳳凰網科技は、中国版ツイッター・微博（ウェイボー）の公式アカウントに、「テスラ1台の利益はトヨタの8倍」のハッシュタグとともに、米電気自動車（EV）大手テスラの高収益性を紹介する文章を掲載した。

文章はまず、テスラとトヨタの業績を紹介。それによると、テスラの22年第3四半期の純利益は32億9000万ドル（約4540億円）、トヨタの同期の純利益は、1ドル138円で換算して約31億5000万ドル（約4342億円）。テスラの純利益はベンツには及ばないものの、BMWとフォルクスワーゲン（VW）を抜いた。

その上で、テスラの利益の源は、車両1台当たりの高収益性にあると指摘。例えば、トヨタの第3四半期の販売台数は262万台で、テスラの34万4000台の7．6倍だが、1台当たりの利益はテスラの9570ドルに対して約1200ドルで、わずか8分の1だと説明した。

これについて中国のネットユーザーからは、「イーロン・マスクが金持ちなはずだ」「中国の消費者のおかげでしょ」「電気自動車はもっと値下げしてもいいね」「EVはもうかるね。アップルもシャオミもファーウェイも車を造ればいいのに」「マスクは今ツイッターのことしか考えてないよ」など、さまざまなコメントが寄せられた。（翻訳・編集/田口）