女性の力を活用するウーマノミクスを打ち出した安倍首相、「セクハラやじ」など現実は厳しい―中国メディア

Record China    2014年6月29日(日) 15時54分

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27日、日本政府はこのほど、女性の力を活用する「ウーマノミクス」を打ち出した。企業での女性の参加と活躍を後押しし、日本の労働力人口を増やし、経済復興を図るのが狙いだ。写真は新橋。

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2014年6月27日、新華社によると、安倍首相は24日の閣議で、経済改革の「第3の矢」を放ち、女性の力を活用する「ウーマノミクス」を打ち出した。企業での女性の参加と活躍を後押しし、日本の労働力人口を増やし、経済復興を図るのが狙いだ。

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安倍首相は同日、首相官邸で経済界の代表と会談した際、経済界に対し、政府が打ち出した女性の力を活用する「ウーマノミクス」という方針に協力し、後押ししてほしい、また目標達成のために自主行動計画を制定してほしいと述べた。

安倍首相の女性の力を活用する「ウーマノミクス」をめぐる政策には、▽2020年をめどに企業の管理職に占める女性の割合を13年の7.5%から30%に引き上げる▽上場企業が年度報告に女性管理職の割合を明記するようにする▽17年をめどに、40万人分の保育の受け皿を確保し、学童保育は1万人分の預け先を増やし、女性がいつでも働けるよう環境を整備する―などがある。

日本政府は具体的な措置を検討しており、産休・育休を取る女性により多くの支援を提供し、子育て期の女性の短時間労働や家でパソコンを利用して働く「遠隔労働」を計画。男性の産休・育休制度も推進する方針だ。

関連のデータによると、日本の女性が社会に進出すれば、日本の国内総生産(GDP)は約13%上昇する。女性の労働力が増えれば、労働力不足状況を変えるカギになる。女性の社会進出は単に日本の労働力を増やすだけでなく、日本企業の経営の質を高め、経済復興を支える。

■ヤジで女性議員に謝罪

安倍首相が女性の力を活用する「ウーマノミクス」を打ち出したその日、さきに東京都議会で自民党の男性都議からヤジを飛ばされた塩村文夏都議に対する謝罪が行われた。とはいえ、安倍首相本人は塩村都議に直接謝罪はしておらず、塩村都議が所属するみんなの党の浅尾慶一郎代表を通じて謝罪の意を伝えただけだ。伝えられた謝罪の言葉をみると、ヤジ事件には直接言及していない。安倍首相は浅尾代表に対し、「都議会の件は申し訳ない」と述べた。

数日前に行われた東京都議会で、質問した塩村都議に対し、自民党の鈴木章浩都議などが「早く結婚しろ」、「(子供を)産めないのか」といったヤジを飛ばし、世論の怒りを買った。鈴木都議は23日に自分がヤジを飛ばしたとして謝罪し、自民党の会派を離脱すると発表した。

安倍首相はブログに「SHINE!すべての女性が輝く日本へ」と書いている。塩村都議は24日の夜、安倍首相の思いは受け止めるが、これでは十分でないと述べた。

また塩村都議は、安倍首相の意見には賛成するものの、現実をみると、たとえば東京で、女性が外で働くのは非常に難しく、女性の労働を後押しする大きな環境もなければ、政策による支援もないとの見方を示した。(提供/人民網日本語版・翻訳/KS・編集/TF)

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