サッカーの韓国代表エースのソン・フンミンが顔面骨折で手術を受けることになり、開幕まで2週間余りに迫ったワールドカップ（W杯）カタール大会への出場が危ぶまれている。

トッテナムに所属するソンは、1日に行われたチャンピオンズリーグ（CL）のマルセイユとの試合の前半に相手選手と交錯し負傷退場。診断の結果、左目周辺骨折の重傷だった。トッテナムの公式ウェブサイトは3日にソンが手術を受けると報告、術後はクラブの医療スタッフと共にリハビリを行うことが明かされたが、復帰時期については言及しなかった。

W杯は20日に開幕し、韓国の初戦は24日のウルグアイ戦。大韓サッカー協会の関係者は、ソンが今週中に手術を受けると明かし、「予後が良好であることを願う」と述べた。聯合ニュースは「ソンは最終メンバーに名を連ねたとしても、負傷を抱えた状態でのプレーとなり、活躍できるとは限らない」とし、「韓国代表のW杯の道のりに赤信号が灯った」と報じた。

同じアジアの国のサッカーファンからは激励の声が上がっており、中国のサッカーファンからは「早期の回復を祈る。W杯に影響がないといいけど」「万全のプレーはできないかもしれないが期待している」「アジアトップのストライカー。ソン・フンミン頑張れ」といった声が上がった。

ソンはイングランド・プレミアリーグ2021-22シーズンにサラー（エジプト）と並び23ゴールを挙げ、アジア人として初の得点王を獲得。韓国代表でも絶対的エースに君臨しており、自身3度目のW杯となる今大会にかかる期待も大きい。

韓国代表は24日にウルグアイ、28日にガーナ、12月3日にポルトガルと対戦する。（翻訳・編集/北田）

Podemos confirmar que Heung-Min Son passará por uma cirurgia para estabilizar uma fratura ao redor do olho esquerdo.

Desejamos-lhe a melhor recuperação possível, Sonny pic.twitter.com/eQk13TJTH0

— Tottenham Hotspur (@Spurs_PT) November 2, 2022