羽生結弦さんの16年前と同じ「ため息」…これほど実直な人を愛さずにいられるか―中国コラム

Record China    2022年11月2日(水) 20時0分

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羽生結弦さんのファンであるコラムニストが2日、「11歳の時とまったく同じ!緊張してため息をつく羽生結弦がかわいすぎる」との文章を中国のポータルサイト・百度に掲載した。

プロフィギュアスケーターの羽生結弦さん(27)のファンであるコラムニストが2日、「11歳の時とまったく同じ!緊張してため息をつく羽生結弦がかわいすぎる」との文章を中国のポータルサイト・百度(バイドゥ)に掲載した。

文章は「まだ若いが競技を長年経験してきた羽生は、メディア対応で年齢以上の落ち着きや大人のふるまい、知性、優雅さを見せてきた。北京冬季五輪でも、たった一人で1時間以上もの間、数百のニュースメディアの相手をしながら素晴らしい受け答えを披露し、無数の記者たちをとりこにした」と称賛した。

一方で、「彼の愛らしさの一つは多面性にある」とし、「自分が得意でよく知っている分野については余裕がありすべてを掌握できるが、得意でなかったりよく知らなかったりする分野や大事な場面では緊張して、自分がみんなの期待に応えられているだろうかと不安になってしまう」とした。

その上で、化粧品ブランド(雪肌精)の最新CMの舞台裏映像に言及。まず撮影の様子について「とても魅惑的だった」とし、「黒のシルクのシャツは落ち着きとエレガントさを兼ね備えていた。この瞬間に彼が見せた美しさは静かで深みがあった。リンクの上ではなかったが、一つ一つの動作の表現力はこれまでのキャリアで培われたものであり、修練されたオーラを感じた」と評した。

そして、「上述のように彼の愛らしさは多面性。撮影が終わった後、花束をもらった羽生はスタッフ全員にあいさつした後、ため息をついて『がんばった』と漏らした」とし、「この様子に、2006年当時11歳の彼が地元テレビ局のインタビューに応じた時のことが思い起こされた」と言及。11歳の羽生さんがインタビューの合間に「ふぅ」と大きなため息をついたことを挙げ、「16年たち、この瞬間が重なった。本当にそっくりだ!」と述べた。

文章は「子どもの頃とそっくりというのは、これが彼の素だからこそ。自分の自信のなさや困っている状況を素直に包み隠さず表現し、ごまかしたり、とりつくろったりしないのだ」とした上で、9月に行われた日中国交正常化50周年記念式典でも緊張のあまり途中で話す内容を忘れ、共演者に助けを求めたことに言及。「その時も、かわいらしくて素直な姿が(その場の)気まずさを解消した」と述べた。

そして最後に、「緊張するのは真心を込め、大事にしているからこそ。これほど実直で誠実な人を、誰が愛さずにいられようか」と結んだ。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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