中国のスポーツメディア・捜達足球が日本代表の柴崎岳を「スペイン2部で0ゴールのFW（フォワード）」と報じたことに、中国のサッカーファンからツッコミが殺到している。

捜達足球は1日、「日本解析：スペイン2部で0ゴールのFW選出、森保一監督の息子なのではと批判浴びる」と題する記事を掲載。同日にワールドカップ（W杯）カタール大会の日本代表メンバーが発表され、スペイン2部のレガネスに所属する柴崎の選出が日本のファンの間で物議を醸していることを説明した。

その上で、「今シーズンはスペイン2部リーグで11試合出場しているがまだ1ゴールも挙げていない。ここ4シーズン105試合出場でもわずかに5ゴール。代表でももう7年間ゴールがない。にもかかわらず森保監督は彼を連れていくことにした」とし、「『柴崎は森保監督の息子なのでは』と日本のサポーターにやゆされるのも不思議ではない」と論じた。なお、この記事は中国の大手スポーツメディア・新浪体育でも転載されている。

しかし、柴崎は中盤が主戦場のMF。中国のネットユーザーからも「記者はポジションも把握していないのか。彼はボランチ（守備的MF）だよ」「ボランチである柴崎岳にゴールを求めるのか？」「サッカー知らなくても記者になれるんだな」など、ツッコミが殺到している。（翻訳・編集/北田）