フォックスコン工場から逃走の従業員「二度と戻らない」―独メディア

Record China    2022年11月1日(火) 11時30分

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31日、ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、河南省鄭州市のフォックスコン工場で新型コロナ感染者が見つかり、恐怖を感じた一部従業員が逃げ出す事態になっていることを報じた。

2022年10月31日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、河南省鄭州市のフォックスコン(富士康)工場で新型コロナ感染者が見つかり、具体的な感染者数が発表されない中で恐怖を感じた一部従業員が逃げ出す事態になっていることを報じた。

記事は、フォックスコンが中国本土に持つ最大規模の生産拠点である鄭州工場で10月中旬以降に新型コロナの感染者が見つかり、感染拡大を防ぐために工場エリアではロックダウンが実施される一方で、フォックスコン側は感染者の具体的な数の公表を再三拒否していると紹介。10月29日の夜、ほかの従業員と一緒に工場から逃げ出した袁(ユアン)さんについて伝えた。

記事は、袁さんの話として、10月14日以降ひっきりなしにPCR検査が行われるようになり、その約10日後にはN95マスクの装着を強制され、中薬が配布されたと伝えた。また、生産ラインで陽性または陽性の疑いが出るたびに放送で通知されるものの、作業は継続させられたと紹介している。

さらに、袁さんが28日になって工場付近にある従業員住宅が封鎖されたとの話を聞いて事態が深刻化していると感じ、29日に工場から離れることを決め、同じように工場から逃げ出そうとしていた従業員たちに混じって工場を離れ、河南省と河北省の境界近くまでやってきたところで当局の職員に制止され、隔離施設に移送されてしまったとした。袁さんは「もう二度とフォックスコンには戻らない。私は鄭州に傷つけられた」と語っているという。

記事は、鄭州工場がアップルiPhoneの主要な生産拠点となっており、90本以上の生産ラインが設置されて約35万人が働いていると紹介。現在同工場では「クローズド・ループ」での生産が続いているものの、袁さんの話によれば約2万人が隔離を受けているとした。一方で、フォックスコン側は31日に声明を発表し、「鄭州工場で約2万人の感染が見つかった」というネット上での情報を「著しく事実と異なる情報」と否定したことを伝えている。(翻訳・編集/川尻


※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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