起亜カーニバルは日本車キラー、トヨタなどが掌握する米ミニバン市場でも存在感ー韓国メディア

Record Korea    2022年11月2日(水) 9時0分

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29日、韓国メディア・毎日経済は「起亜自動車のミニバン『カーニバル』が、トヨタやホンダの掌握する米ミニバン市場で存在感を見せている」と伝えた。写真はカーニバル。

2022年10月29日、韓国メディア・毎日経済は「起亜自動車のミニバン『カーニバル』が、トヨタホンダの掌握する米ミニバン市場で存在感を見せている」と伝えた。

韓国・現代自動車グループによると、米誌ニューズウィークの「2022オートアワード(Autos Awards)」で、起亜カーニバルが「最高のミニバン(BEST MINIVAN)」に選ばれた。昨年に続き2年連続で、内空間、さまざまなオプション、走行感などで競合車種を圧倒していると評価されたという。 

起亜カーニバルは今年7月、J.D.パワーの自動車商品魅力度(APEAL)調査でも、ミニバン部門の1位に選ばれている。カーニバルの善戦により、起亜も一般ブランドランキングで昨年より1ランク上昇し5位を記録した。1~4位はダッジ、ラム、GMC、シボレーと、米国ブランドが占めている。起亜の順位は現代自、フォード、ジープ、日産フォルクスワーゲン、トヨタ、ホンダよりも上になっている。

また、米消費者団体のコンシューマ・リポートが4月に発表したミニバン評価でも、ホンダ「オデッセイ」に勝ち、トヨタ「シエナ」と合同1位に輝いた。

韓国内での状況については、記事は「起亜カーニバルは既に日本車キラーだ」「シエナ、オデッセイの攻撃にも、事実上、国内ミニバン市場を掌握した」と評している。国土交通部のデータに基づく資料によると、今年1~9月にカーニバルは4万6099台を販売した。現代自「グレンザー」(5万441台)、起亜自「ソレント」(5万420台)に次ぐ3位となっている。同期間、シエナは986台、オデッセイは486台の販売にとどまっている。という。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「実際、米国でカーニバルが何台売れているのか、シエナやオデッセイと比べて確認してみてよ」「米国で現代自セダンの評価が高まっているのは事実だけど、家庭用SUVでシエナやオデッセイを差し置いてカーニバルを選ぶなんてことはない」「選べるならシエナやオデッセイでしょ。本当にお金のない韓国人留学生や中南米系の人がカーニバルを選んでる印象だ」「正直になろうよ。予算があればシエナ、オデッセイを買うよ。わざわざカーニバルなんて選ぶ?」「カーニバルからオデッセイに乗り換えたよ。比較にならない。カーニバルでは子どもが乗り物酔いをするし寝ることもできなかったが、オデッセイだとすやすや寝てる」「確かにカーニバルはインテリアと機能性は優れている。でも、乗車感や耐久性はシエナと比較にならないね」「一度でも乗ってみれば、トヨタやホンダより上かどうか分かるはず。いくらもらってこの記事を書いてるんだ?」など、記事の内容に懐疑的なコメントが多数寄せられている。(翻訳・編集/麻江)


※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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