ソウル梨泰院の事故、日本のDJポリスに再脚光=中国ネット民「前に日本旅行で…」

Record China    2022年10月31日(月) 18時0分

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韓国・ソウルの繁華街・梨泰院で発生した雑踏事故が物議を醸す中、中国版ツイッター・微博で日本の「DJポリス」が再び脚光を浴びている。

韓国・ソウルの繁華街・梨泰院(イテウォン)で発生した雑踏事故が物議を醸す中、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で日本の「DJポリス」が再び脚光を浴びている。

29日に梨泰院で発生した事故で、これまでに外国人26人を含む154人が死亡した。現場は当時、身動きができないほどの混雑状態で、折り重なって倒れたことによる圧死が主な死因とみられる。詳しい事故原因は捜査中とのことだが、一部メディアではハロウィーンに合わせて大勢の人出が見込まれていたにもかかわらず、交通規制や十分な警備人員を配置していなかったとも報じられている。

そうした中、微博のあるユーザーは日本で以前、話題になった「DJポリス」のまとめ動画を掲載した。「DJポリス」とは、警察車両の上に立ち、拡声器で人々に安全な移動を呼び掛け、誘導する警察官のことで、サッカーワールドカップ(W杯)の日本代表本大会出場決定や花火大会の時の警備の際に大きな話題になった。

動画には、「周囲にはきれいな浴衣姿の女性の方もたくさんいます。男性の皆さん、女性が転ばないよう会場までエスコートしてください」「譲り合い、支え合いの心を持って、落ち着いて行動してください」「ここに集まっている皆さんは日本代表12番目の選手です。皆さんはチームメイトです、どうか道を広く開けてください」「日本代表のW杯出場を(私も)心の中では喜んでいるんです。お巡りさんもこんな良き日に怒りたくはありません」などと呼び掛ける警察官の様子が映っている。

同ユーザーは「梨泰院の事故は衝撃的で心が痛む。このような悲劇をどう未然に防ぐか。日本では警察官が常に上に立って、全体の状況を見回しながら声をかけ続けることで(時には顔面偏差値を利用して)、みんなの不安を和らげている。誘導員と協力して現場の秩序を維持する彼らを、DJポリスと呼んでいる」などとつづっている。

中国のネットユーザーからは「日本にも痛々しい経験があるからな(2001年の兵庫県明石市で起きた歩道橋事故)」「日本のDJポリスの言葉は耳に心地いい」「『お巡りさんも怒りたくない』って、本当にかわいいな」「顔面偏差値の高い警察官なら言うこと聞いちゃうよね」「前に日本旅行した時にちょうど花火大会があった。人がとても多かったけど、警察官がずっと拡声器で移動を促していて、秩序があった」「中国も取り入れるといいと思う」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田


※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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