ソウルの雑踏事故、中国人が当時の様子を語る、前日に兆候との指摘も―中国メディア

Record Korea    2022年10月31日(月) 14時0分

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韓国ソウルの繁華街・梨泰院で29日夜に起きた雑踏事故について、中国メディアの環球時報は31日、当時現場にいた中国人留学生の話を伝えた。

韓国ソウルの繁華街・梨泰院ハロウィーン目前の29日午後10時15分ごろに起きた雑踏事故について、中国メディアの環球時報は31日、当時現場にいた中国人留学生の話を伝えた。

この事故ではこれまでに外国人を含む150人以上が亡くなっており、環球時報は「韓国の悲劇に世界が震撼(しんかん)」との記事の中で中国人留学生2人の話を伝えた。うち1人は午後8時過ぎに梨泰院にある飲食店を友人と一緒に出発。足を進められないほどの人の多さに事故が起こるのではないかと不安を覚え、友人を引っ張って地下鉄駅に向かったといい、午後10時ごろ駅に着いたというこの女性は「背の低い友人は顔が前の人の背中にくっついて苦しそうに見えた」と話した。

また、もう1人の留学生は「道にたくさんの救急車、警察車両、担架があり、人々は地面に横たわっている人に心肺蘇生措置を行っていた」とし、「とても怖かった」と振り返ったという。

記事はこの他、現地メディアが30日、「事故発生前日に兆候があったが関連部門は相応の措置を取らなかった」と指摘したと説明。梨泰院には28日夜から多くの人が集まり、事故への懸念を呼んでいたという。(翻訳・編集/野谷

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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