インド、24年の有人宇宙飛行実現に向けたテストを来年2月より開始―中国メディア

Record China    2022年10月30日(日) 14時10分

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28日、新華網は、インドが来年2月より初の有人宇宙飛行に向けたテストを開始することを発表したと報じた。

2022年10月28日、中国メディアの新華網は、インドが来年2月より初の有人宇宙飛行に向けたテストを開始することを発表したと報じた。

記事は、インドの国家機関である宇宙研究機関の責任者が27日に、初の有人宇宙飛行に向けた一連の飛行テストを来年2月より開始することを発表したと紹介。同期間の有人宇宙飛行センター主任がニューデリーで開かれた宇宙関連会議において、インドが「ガガンヤーン」有人宇宙飛行プロジェクトの一環として、CH-47FチヌークヘリコプターとC-17A輸送機を使ってコックピットのテストを実施する計画であると語ったことを伝えた。

同主任によれば、インドではすでに、宇宙飛行士の地球周回飛行時における生活環境条件を保障する環境制御システムの設計を完了しているほか、宇宙飛行士候補者の4人がすでにロシアで初期段階のトレーニングを終え、現在バンガロールにある宇宙飛行士訓練機関でさらなるトレーニングを受けているという。

インドの宇宙開発を巡っては、モディ首相が2018年8月のインド独立記念日に「22年の独立75周年時に、ガガンヤーン計画の有人宇宙船の打ち上げを実施する」と宣言。しかし、今年に入っても打ち上げは行われず、今年9月15日にジテンドラ・シン科学技術相が「有人宇宙船の打ち上げは新型コロナの影響により24年に延期して実施する」と発表していた。

記事は、インドメディアが先日報じた内容として、ガガンヤーン計画ではまず無人宇宙飛行テストを2回実施して宇宙研究機関が評価を行い、問題がなければ24年に地球低軌道に向けて少なくとも2人の宇宙飛行士を載せた宇宙船を打ち上げる計画だと紹介している。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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