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26日、韓国当局は旅客船沈没事故で乗客の救出を怠ったとして逮捕された乗組員の家族が自殺したことを明らかにした。写真は韓国での犠牲者追悼。
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2014年6月26日、韓国当局は旅客船セウォル号沈没事故で乗客の救出を怠ったとして逮捕された乗組員の家族が自殺したことを明らかにした。27日付けで人民日報(電子版)が韓国メディアの報道を引用し伝えた。
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4月に起きた旅客船沈没事故で、乗客を置き去りにし真っ先に脱出した船長を含めた乗組員15人が逮捕され、現在公判が開かれている。7月には救助された高校生や一般客、8月には最初に到着した海洋警察に対する証人尋問が予定されている。
自殺したのは逮捕された乗組員の娘で、警察当局は「生前、公務員試験のために何年も準備をしていた。夫に対し、『公務員になることが私の最後の希望だった。でも、公務員は私が歩んでよい道ではなさそう。今まで支えてくれてありがとう。非常に残念』とメッセージを残している」と明かした。
女性が夫に向けたメッセージからは、父親が逮捕されたことで自身の夢を諦めざるを得なくなった状況に苦悩していたようにも受け取れるが、自殺と父親の逮捕の関係性は伝えられず、自殺の動機も報じられていない。父親は葬式などを執り行うため、一時的に釈放されている。(翻訳・編集/内山)
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