韓国国民の日本に対する好感度が回復=ネットには不満も「日本との関係は変わっていないのに」

Record Korea    2022年10月20日(木) 14時0分

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19日、韓国・文化日報は「韓国国民の日本に対する好感度が貿易紛争前の水準にまで回復した」と伝えた。写真は韓国。

2022年10月19日、韓国・文化日報は「韓国国民の日本に対する好感度が貿易紛争前の水準にまで回復した」と伝えた。

記事によると、韓国リサーチが14~17日に全国の18歳以上の男女1000人を対象に周辺国(日本、米国、中国、ロシア北朝鮮)好感度調査を実施した結果、米国が56.5度で5カ国中最も好感度が高かった。0度は「冷たく否定的」な感情、100度は「温かく肯定的」な感情、50度は「否定的でも肯定的でもない」感情を表すという。

米国は7月2週目(59.0度)の調査より好感度が下がったものの、他の国よりはるかに高かった。今回を含む最近12回の調査の平均は54.1度だった。

日本は32.8度で7月2週目(29.0度)より3.8度上昇した。韓国リサーチは「日本の好感度が30度を超えたのは、貿易紛争開始前の19年3月(30.7度)以降約3年6カ月ぶり」と説明した。最近12回の平均は25.9度で5カ国中最も低かったという。

北朝鮮は27.4度で、2018年以降で最も低かった。最近立て続けにミサイルを発射していることが好感度低下につながったとみられている。

中国は24.8度、ロシアは22.5度だった。ロシアは4月1週目の調査から30度を下回っている。

また、米国は全ての年齢層で50度を上回った。特に18~29歳では61.3度を記録し最も友好的だった。20代は日本に対しても他の年齢層より肯定的で、37.7度を記録。60代以上(36.1度)より好感度が高かった。一方で40代は26.1度にとどまったという。

この結果を見た韓国のネットユーザーからは「若い人たちのほうが賢く、ちゃんとした考えを持っている」「日本とは仲良く協力するべきだ」など肯定的な声が寄せられている。

一方で「韓国の主敵である北朝鮮が最下位であるべき。同じ言語を使う先祖らを殺し、今もミサイル挑発をして、いつ韓国に攻め入るか分からない状況なのだから」「日本との関係は何も変わっていないのになぜ好感度が変わるのか。日本製品不買運動が終わりつつあるのも納得できない」「日本に対する好感度が上がり、親日政権は大喜びだろう」「韓国国民がこぞって日本旅行に行っている姿を見ると、熱しやすく冷めやすい国民性が情けなく思える」など不満を示す声も多数見られた。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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