「世界の中心で、愛をさけぶ」の行定勲監督、恋愛映画の巨匠が好きな作品とは?―中国メディア

Record China    2014年6月26日(木) 21時40分

拡大

24日、第10回上海国際映画祭で審査委員を務めた行定勲監督は今年再び新作「円卓こっこ、ひと夏のイマジン」を携えて上海国際映画祭を訪れ、新作上映後、映画ファンに向けてティーチインを行った。

(1 / 2 枚)

2014年6月24日、第10回上海国際映画祭で審査委員を務めた行定勲監督は今年再び新作「円卓 こっこ、ひと夏のイマジン」を携えて上海国際映画祭を訪れ、新作上映後、映画ファンに向けてティーチインを行った。華西都市報が伝えた。

その他の写真

「世界の中心で、愛をさけぶ」などで知られる行定監督は、今年の上海国際映画祭の審査委員の1人である岩井俊二監督同様、中国と浅からぬ縁を持つ。最新作「真夜中の五分前」も中国で撮影された。同映画は三浦春馬や中国の人気女優リウ・シーシー劉詩詩)、台湾の俳優ジョセフ・チャン(張孝全)らが共演し、上海を舞台に双子の姉妹と2人の男性をめぐる複雑に絡み合った恋愛ミステリーを描いている。

行定監督はティーチインで、「GO」、「世界の中心で、愛をさけぶ」、「北の零年」、「パレード」といった代表的な監督作品を振り返った後、初の中国ロケを行った最新作「真夜中の五分前」についても語った。「もし機会があれば、中国で長い期間アルバイトをしてみたい」と語り、会場を沸かせた。

自身の映画界のキャリアを紹介するところでは、知られざるエピソードも披露した。「母親は私が会計士になることを望んでいたが、子供の頃から計算が苦手だったため、親に隠れてこっそり映画の勉強をしていた」。その後、岩井俊二監督の下で助監督などを7年間務めた後、映画監督としてデビューする。監督という職業について、行定監督は「映画監督になっていなかったら、恐らく農家になっていただろう。なぜなら、農業も映画監督も天を見上げ、天に頼って飯を食う職業だからだ」と語った。

行定監督が撮影した純愛映画「世界の中心で、愛をさけぶ」は日本で興行収入85億円の記録的な大ヒットとなった。恋愛映画の名手として有名な行定監督だが、自身の好きな恋愛映画については、「ピーター・チャン(陳可辛)監督の『ラヴソング』やウォン・カーウァイ(王家衛)監督の『恋する惑星』の2作品が個人的に最も好きな映画であり、アジアを代表する恋愛映画だと思う」と述べた。(提供/人民網日本語版・翻訳/MZ・編集/武藤)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携