フィギュアスケーターの羽生結弦さん（27）に関する国際オリンピック委員会（IOC）のSNS投稿に反響が寄せられている。

中国版ツイッター・微博（ウェイボー）のIOC公式アカウントはこのほど、「もしあなたがフィギュアスケート選手だったら、羽生結弦が2022北京冬季五輪で着用したどちらの衣装を選びますか？」とし、羽生さんのショートプログラム（SP）とフリーの2種類の衣装の写真を掲載した。

SP「序奏とロンド・カプリチオーソ」の衣装は青と白を基調とした軽やかなデザイン、フリーの「天と地と」の衣装はやや緑に近い青で花やストーンが映える。下はいずれも黒だ。なお、羽生さんは米ビジネス・インサイダーの北京五輪における「ベストドレス・アスリート8人」にも選ばれている。

IOC公式アカウントの問いかけに、中国のファンからは「『天と地と』がいい。勇気と運命の4A（4回転アクセル）」「どっちも良いけど、私は『ロンド』を選ぶかな」といった声が上がったもののごく少数で、「何言ってるの。両方に決まってる」「どちらかを選ぶのは子ども。私は両方選ぶね」「私は『天と地と』の衣装を着て、『ロンド』の衣装を抱いて帰る」「本人も込みで2着とも送ってください」との声や、「私は羽生結弦を選びます」「私が選ぶのは、羽生くん！」「どちらの衣装も羽生結弦本人にはかなわない」との声など、”掟破り”とも言える回答がほとんどを占めた。

このほか、「笑える。（衣装がスリム過ぎて）着られるわけないでしょ」「彼が着さえすればすべてカッコよくなる」「衣装どうこうではなく、彼はオリンピックのプライスレスな宝」といった声も寄せられている。（翻訳・編集/北田）