日本旅行11のタブー、些細なことがマナー違反に!?―香港メディア

Record China    2022年10月18日(火) 0時0分

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香港メディアの香港01は17日付の記事で「日本旅行での11のタブー」を紹介した。

日本で新型コロナウイルスの水際対策が緩和され、日本旅行が好きな香港人が続々と日本に向かう中、香港メディアの香港01は17日付の記事で「日本旅行での11のタブー」を紹介した。

同記事は「日本旅行に行く際には、現地の人々が行くような場所に行って本場のグルメを堪能したいものだ。もちろん、現地の文化やマナーをきちんと守ることが重要で、現地の人にマナーが悪いと思われると旅行が興ざめしてしまう」とした上で、日本の11のタブーを紹介。「私たちからすると些細なことかもしれないが、日本人にはマナーが悪いと思われる可能性があるため、出発前に知っておいた方が良い」と注意喚起している。

その1:写真撮影

記事は「現在は何でもカメラで撮影する時代で、旅行で出かけるとどうしても美しい景色をフレームに収めたくなる。しかし、日本人はプライバシーを非常に重視しており、写真を撮影する際は見知らぬ人が写り込まないように気を付けなければならない」とし、「もし着物を着た女性の写真を撮りたければ、誤解を招かぬよう、まず本人の同意を得てからにしよう」とした。

その2:エスカレーターの立ち位置

記事は「東京のエスカレーターは左側に立ち右側を通行する。大阪は右側に立ち左側を通行する。さらに、一部の県(例えば埼玉県)では通行を禁止している」とし、「予習を忘れた場合は周囲の人たちと同じようにするのも良い方法だ」とアドバイスした。

その3:靴の脱ぎ方

記事は「日本では玄関で靴を脱がなければならない場合がある」とした上で、「靴を脱ぐときは楽だからと室内に背を向けてしゃがみこんで脱ぐ人が多いが、尻を向けるように感じられマナー違反になる」と説明。「正しくは、玄関の方に背を向けた状態で靴を脱ぎ、横向きにしゃがんで靴の先を玄関の方に向けて置き直す」とした。

その4:友人との別れ

記事は「日本人はあいさつのマナーを重視している」とし、「別れた後、普通は振り返って手を振ることで、相手への祝福と大切に思っているということを表す。日本人と仲良くなりたいなら覚えておくべし」と説明した。

その5:テーブルマナー

記事は「アジア人は箸を使うことからもともとマナーは多いが、香港人から見て普通のことでも日本ではマナー違反とされる行為もある」とし、「香港人は割り箸を使う前に箸をこすり合わせて木のとげを取り除く習慣があるが、日本では教養がないとみなされたり、店が提供した箸の品質が悪いことを暗に表明していると受け取られたりして、店員が不快になる可能性がある」とした。また、食べ物を箸と箸で受け渡す「渡し箸」も「日本では葬式で遺骨を受け渡しするときだけであり、縁起が悪いとされる」と説明した。

その6:入れ墨

記事は「日本の温泉では入れ墨を入れた人の入浴を断ることが多いが、これは日本で『入れ墨=ヤクザ、暴力団』といったイメージが定着しているため。しかし、ファッションとして入れ墨を入れる人も増えているため、一部の施設では入れ墨を隠すことで入浴が認められることもある」と解説した。

その7:公共交通機関

記事は「日本で公共の乗り物に乗る際は、携帯電話を無音にして、車内での通話は控えること。同行の友人と話す時はなるべく声を小さくして、乗降は降りる人が先というのが基本的なマナーだ」としたほか、「車内での飲食は禁止されていないが、においやこぼしたときの周囲への迷惑から控えた方が良い」と呼びかけた。

その8:会計

記事は「日本の店や飲食店のレジカウンターには通常トレーが置いてあり、現金やクレジットカードを置くことで支払いのやり取りをする」と説明した。

その9:食べ歩き

記事は「香港には食べ歩きの文化が根付いているが、日本では現地の人から反感を持たれることはよく知られている」とし、「食べ歩きをすると食べ物のかすがこぼれやすく、都市の衛生を損ねる行為になるので日本では避けよう」とアドバイスした。

その10:喫煙

記事は「日本では屋内の全面禁煙が実施されており、たばこを吸う場合は公共の場所に設置された喫煙室や喫煙所に行く必要があるため注意が必要だ」とした。

その11:ごみの分別

記事は「日本は公衆衛生を重視しており、ごみの分別は可燃ごみ、不燃ごみ、資源ごみ、粗大ごみの4つに大別される」と説明。「街中にごみ箱があるが、すべてのごみを捨てられる場わけではない。例えば、自動販売機の横にあるごみ箱には缶や瓶しか捨てることができない。ごみを捨てる前にごみ箱の表示を見てこそ、質の高い旅人と言える」とした。

そして最後に、「一部の人は、日本人は付き合いにくいと感じたり、ルールが多すぎると思ったりするかもしれないが、それは日本の文化や付き合い方をまだよく理解していないだけである。習慣はすぐには変えられないかもしれないが、可能な限り協力して、観光客による都市破壊を減らせば、自然と打ち解けられるだろう」と述べた。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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