2022年10月13日、韓国・JTBCによると、英教育誌タイムズ・ハイヤー・エデュケーション（THE）が発表した23年版世界大学ランキングで、韓国の名門ソウル大（70．8点）が56位に入った。

記事によると、THEは世界104の国・地域の大学1799校を対象に教育環境や研究実績、国際化水準などの5つの指標を基にランク付けした。1位は英オックスフォード大（96．4点）、2位は米ハーバード大（95．2点）、3位は英ケンブリッジ大（94．8点）と米スタンフォード大（94．8点）だった。

韓国の大学はソウル大に続いて延世大が66．3点で78位、KAISTが64．2点で91位に入った。

アジアの大学では中国の大学の躍進が目立った。清華大と北京大がそれぞれ88．2点と88．1点で16位と17位、香港中文大（45位）、復旦大（51位）、上海交通大（52位）も上位だった。日本からは東京大が75．9点で39位、京都大が68．0点で68位に入った。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「国は先進国なのに大学は…」「韓国の教授の論文を見ると当然の結果」「教授たちは反省するべき。権力にしがみついてお金のことばかり考えている」「ソウル大の周りに飲み屋が多いことが問題なのか？世界の名門大の近くにはあまり飲み屋がない気がする」「ソウル大をすごいすごいと称賛しているのは韓国人だけ。韓国の大学の90％をなくし、職業専門大に変えよう」「56位ではなく5600位では？尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領が卒業した大学なのだから」などの声が上がっている。

また、「英国で評価が行われたら英国の大学が1位になり、米国で行われたら米国の大学が1位になる」「英国の評価で英国の大学が1位。このランキングの信憑性は低い」と指摘する声も見られた。（翻訳・編集/堂本）