世界遺産の「九寨溝」ガラガラ、国慶節7連休で観光客わずか211人、初日は1人―中国メディア

Record China    2022年10月13日(木) 0時0分

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中国で国慶節の連休7日間に、四川省アバ・チベット族チャン族自治州にある世界遺産「九寨溝」を訪れた観光客はわずか211人だったという。写真は九寨溝。

中国で国慶節(建国記念日)の連休7日間に、四川省アバ・チベット族チャン族自治州にある世界遺産「九寨溝」を訪れた観光客はわずか211人だったという。中国メディアの九派新聞などが11日付で伝えた。

報道によると、連休初日の10月1日に九寨溝を訪れた観光客はわずか1人。以降は、7人、4人、55人、60人、53人、31人で合計211人だった。九寨溝の1日の受け入れ可能人数は約4万1000人で、文字通りガラガラの常態だったという。

九寨溝への入場券は同自治州の微信(WeChat)公式アカウントを通じて購入するが、購入にはPCR検査結果のスクリーンショットや行程を示すコードなどを提供する必要があり、「審査」に合格して初めてチケット購入が可能になる仕組みだったという。

中国では今月16日から共産党大会を控えていることもあり、各地で厳しいコロナ対策が実施された。中国の文化・観光部によると、今年の国慶節の国内旅行者数は前年同期比18.2%減の延べ4億2200万人、観光収入は前年同期比26.2%減の2872億1000万元(約5兆8700億円)だった。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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