韓国、成人の5人に1人が韓国語の文章理解力「小中学生レベル」―中国メディア

Record Korea    2022年10月10日(月) 16時30分

拡大

韓国で10月9日は「ハングルの日」だが、韓国社会で最近、ハングル自体は読めるがハングルで構成された文章の内容が理解できない「文解能力低下」論議が浮上しているという。

韓国で10月9日は「ハングルの日」だが、韓国社会で最近、ハングル自体は読めるがハングルで構成された文章の内容が理解できない「文解能力低下」論議が浮上していると、中国メディアの環球時報が10日、韓国の東亜日報や聯合ニュースの報道を引用する形で伝えた。

記事によると、韓国の国家生涯教育振興院は2014年から3年ごとに「成人文解能力調査」を実施し、文解能力レベルを日常生活に必要な基本的な読み書きや計算の能力に応じて4段階に分けている。

20年10月から21年1月まで全国の18歳以上の成人約1万4000人を対象に実施した調査で、成人のうち小学校または中学校レベルの学習が必要な人は約890万人(20.2%)と推計された。国民5人のうち1人は日常生活に必要な十分な文解能力を備えていないことになる。

社会や学校では若い世代の言語生活を問題にしているが、「文解力論議」ではなく「言語交換」による現象と認識して理解し合う努力が必要だという意見もある。

韓国の韓悳洙(ハン・ドクス)首相は9日、「政府は公共機関やメディアと共に公共言語で不要な外国語の使用を減らし、簡単な韓国語に変えていく」と明らかにした。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携