連休にペットシッターやレンタルブライズメイドで一稼ぎする若者―中国

人民網日本語版    2022年10月12日(水) 9時30分

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国慶節連休は中国のほとんどの人にとってリラックスし、休息するための時間となったことだろう。しかし、一部の若者はそれを「商機」と見なし、自分の得意分野を存分に生かし、一稼ぎしたようだ。資料写真。

10月1日から7日までが7連休となった国慶節(建国記念日、10月1日)は、ほとんどの人にとってリラックスし、休息するための時間となったことだろう。しかし、一部の若者はそれを「商機」と見なし、自分の得意分野を存分に生かし、一稼ぎしたようだ。

■7日で10万円稼いだペットシッター

中国では今、ネコを飼う人が増えており、旅行中などにエサをやったり、トイレ掃除をしてくれる「ペットシッター」が注目を集め始めている。そして、それが「稼げるアルバイト」となっている。

北京に住む90後(1990年代生まれ)の女性「猫爺seven」(ハンドルネーム)さんも「ペットシッター」で、昨年の9月から、第三者プラットフォーム(ミニプログラム)を活用して、副業としてその仕事を探すようになった。仕事は主に、客の家を訪問して、ネコのエサやりや飲み水の交換、食器の洗浄、トイレ掃除、一緒に遊ぶといったことが含まれる。また、爪切りや足の毛のカット、目や耳の掃除、薬を飲ませるといった追加サービスもある。

国慶節7連休中、多くのネコを飼っている人が旅行などに出かけるため、ペットシッターにとっては繁忙期となる。

「猫爺seven」さんは、「1年で1番忙しくなるのが国慶節と春節(旧正月)。その他の祝祭日も忙しい。国慶節7連休中、毎日最低4件の注文があり、1番多い日は8軒の家を訪問した。7日間で約5000元(約10万円)の稼ぎになると思う。春節期間中の場合は、最も多い日で12軒の家を訪問し、1日に1000元(約2万円)以上稼いだこともあった。ペットシッターになった1年目の収入は約1万8000元(約36万円)だった」とした。

■「レンタルブライズメイド」で小遣い稼ぎする人も

国慶節といった祝祭日には、結婚式を挙げる若者も多い。そこで「レンタルブライズメイド」や「レンタルアッシャー」になって小遣い稼ぎするという人もいる。

中国の複数のプラットフォームで、「レンタルブライズメイド」を探すことができるほか、専用のマッチングアプリもあるほどだ。「レンタルブライズメイド」の価格は地域によって差があり、数百元が相場で、「前払金」を支払って、サービス終了後に残額を支払うというのが一般的となっている。一方、「レンタルブライズメイド」と比べると、「レンタルアッシャー」は比較的少ない。

■ブライダルメイクアップアーティストは早朝4時に起床、1件につき2万4000円も

国慶節といった結婚式が行われるシーズンには、メイクアップアーティストにとっても稼ぎ時となる。早朝4時に起床し、1件につき1200元(約2万4000円)稼ぐケースもあるという。

プラットフォームにはたくさんのブライダルメイクアップアーティストの情報があり、多くの人が「自慢の作品」を掲載することで自分の腕前をアピールしている。そして、「朝のメイクだけ」、「半日付き添いメイク」、「1日付き添いメイク」など、細かな料金プランを設定している。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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