iPhoneをターゲットにした欧州新規定、中国ネット民はなんと「支持」―中国メディア

Record China    2022年10月7日(金) 6時0分

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中国メディアの毎日経済新聞は5日、欧州で充電規格をUSB Type-Cに統一する法案が可決されたことについて、中国のネットユーザーからは意外にも支持する声が上がっていると報じた。

中国メディアの毎日経済新聞は5日、欧州で充電規格をUSB Type-Cに統一する法案が可決されたことについて、中国のネットユーザーからは意外にも支持する声が上がっていると報じた。

欧州議会は4日に同法案を可決し、2024年末よりEU圏内で販売されるすべてのスマートフォンやタブレットなどのデバイスにUSB Type-Cポートを搭載するよう求めるとした。

業界内では、iPhoneなどにLightningポートを採用している米アップル社をターゲットにした法案との見方が有力で、同社は期限までにLightningポートをUSB Type-Cポートに切り替える必要に迫られている。一方で、USB Type-Cポートを搭載した同社の新製品の購入が後押しされる可能性があるとも指摘されている。

欧州では近年、「充電器やケーブルの無駄を省くことで環境負担を軽減する」としてスマートデバイスの充電ポートの統一を推進してきたが、アップル社は「イノベーションの妨げになる」「10億台のアップル製品にLightningポートが搭載されており、統一するとより多くの電子廃棄物が発生する」などとして反対していた。

この問題は中国でも関心を集めている。記事は、ネットユーザーから「私は賛成だ。異なる充電器、異なるポートは多くの無駄と環境問題を生む」「支持する。中国国内でも統一すべき。3種類のポートなど非常に不便だし、資源の浪費だ」「アップルはそのうち充電ポート自体をなくすと言い出しかねない」といった声が上がるなど、EUの方針を支持する声が少なくないと伝えている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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