今月1日に始まった中国の国慶節連休で、ワン・ジュンカイ（王俊凱）主演の映画「万里帰途」が断トツの興行収入を挙げていることが報じられた。

中国で9月30日に全国公開された「万里帰途」は実際の事件をベースにした作品で、戦乱の起きた海外から同胞を帰国させる外交官の姿が描かれている。ワン・ジュンカイとともに主演に名を連ねるのはチャン・イー（張訳）とイン・タオ（殷桃）。

中国メディアの証券時報によると、興収14億～22億元（約284億～446億円）が予測されていた同作は4日午後5時までに7億元（約142億円）突破を果たし、前売りを含む国慶節映画全体（9億6000万元。約195億円）に占める割合は7割を超えた。

制作会社によると、作品は今月21日から世界各地で次々公開され、第一陣には米国、カナダ、オーストラリアなどが含まれるという。（翻訳・編集/野谷）