海外在住中国人向け情報サイトの文学城に3日、リモートで結婚式を挙げた中国江蘇省徐州市のカップルを紹介する記事が掲載された。

記事は「中国の厳格な防疫措置は人生の大切な祝い事にも影響を及ぼした」とし、新郎がオンラインで登場した新婦と大勢の招待客の前で今月1日に結婚式を挙げたことを紹介。新婦は宿泊先のホテルで夜中に行われた臨時の措置で外に出られなくなり、新郎は会場に着いてから新婦の欠席を知ったという。この状況に進行役は雰囲気作りに励み、招待客も新郎を元気づけたが、新郎はしょんぼりしたままだったという。

記事はまた、「新疆ウイグル自治区でも4月に似た出来事があった」と述べ、PCR検査の結果待ちで会場にしばらく入れなかったという事態に直面した新郎がいたことを伝えた。この時は、式は午後2時に始まったが、新郎が会場に入れたのは午後4時40分過ぎで、それまで新郎はスマートフォンで進行を見守ったという。（翻訳・編集/野谷）