買春行為が発覚して公安局に身柄を拘束された中国の俳優リー・イーフォン（李易峰）がこのほど、出身地・四川省の空港に姿を見せ、丸刈りの頭と痩せた姿が注目を浴びている。

人気俳優の不祥事が報じられたのは先月11日のことで、北京市公安局が中国版ツイッター・微博（ウェイボー）の公式アカウントで身柄の拘束を発表。複数回にわたる買春行為を本人も認めたことを明らかにした。それから約2週間後の先月24日には、拘置所から釈放されて久々に姿を見せている。

このほど四川省の空港で、リー・イーフォンを目撃したとの情報がウェイボーに登場し、この時の写真や動画が多数投稿されている。ここに映っているリー・イーフォンは、頭は丸刈りで頬の肉が落ち、かなり痩せた印象に。なお、付き人やマネジャーは連れずたった1人で到着し、帽子やサングラス、マスクなどで顔を隠していないため、目撃した人によると大勢に囲まれてスマホを向けられていたという。

四川省成都市出身のリー・イーフォンだが、恐らく1人で実家に帰るところを撮られたと思われる。今回の不祥事で広告契約を全て失った上に、巨額の違約金が発生する恐れも報じられるが、中国メディアではリー・イーフォンがすでに北京市内にある時価4000万元（約8億1000万円）の自宅や、愛車の高級車を売却したと報道している。

リー・イーフォンの主演ドラマは今年に入ってから2作品が配信されたが、うち1作の時代劇ドラマ「鏡・双城」を制作した華策影視は今月1日、SNSで株主に向けての説明を行い、「鏡・双城」の投資金を全て回収済みであること、リー・イーフォンの新作は計画していないことを発表している。(Mathilda)