リン・チーリン、「中国愛してる」をリツイートし物議

anomado    2022年10月3日(月) 16時30分

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台湾の女優でEXILE・AKIRAの妻であるリン・チーリンが「中国愛してる」をリツイートしたことを、複数の台湾メディアが報じている。写真はリン・チーリンの微博より。

台湾の女優でEXILE・AKIRAの妻であるリン・チーリン(林志玲)が「中国愛してる」をリツイートしたことを、複数の台湾メディアが報じている。

中国国営の中央テレビ(CCTV)は国慶節(中国の建国記念日)に当たる1日午前0時、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で「愛しています、中国!」と題し、「今日はあなたの誕生日。私の中国。あなたの繁栄と富強(豊かで強いこと)を願っています!リツイートして素敵な祝福を書き、一緒に国旗のアイコンを点灯させましょう!」とツイートした。

台湾メディアの中央社によると、台湾の芸能人の中で真っ先に反応したのが過去にも「中国寄り」の言動で批判を浴びてきた歌手のNana(ナナ/欧陽娜娜)でわずか2分後にリツイートし、「祖国繁栄」を祝福した。続いて俳優のダレン・ワン(王大陸)が午前0時5分にリツイートし、その次がリン・チーリンで同0時14分だったという。また、同0時20分にはレイニー・ヤン(楊丞琳)も同ツイートをリツイートした。

記事によると、このほかにもシンディー・ワン(王心凌)、ミシェル・チェン(陳妍希)、ジロー(汪東城)、ニッキー・ウー(呉奇隆)、チェン・リーノン(陳立農)、チャン・チュンニン(張鈞甯)らがリツイートする一方、ジャム・シャオ(蕭敬騰)、ウィール・リュウ(劉畊宏)らはリツイートせず。昨年、一部の中国ネットユーザーから「台湾独立派」と批判された「小S」ことシュー・シーディー(徐熙娣)もリツイートしていなかったが、小Sは微博の更新が約3カ月ストップしている。

中央社の記事は「リン・チーリンがいち早くリツイートしたことが物議を醸しており、台湾の芸能人が中国本土で活動する上での政治的立場の難しさを示している」と説明。中国の一部のネットユーザーから「ご自分が中国人だということをまだ覚えていたのですか」「前回の『一つの中国』の時はなぜ沈黙していたのか」「中国でカネを稼ぐつもりじゃないだろうな」「リツイートの意図は分からないが、彼女は日台の融和の代弁者になった今、これ以上、中国本土で活動を展開していくのには向いていない」といった声が上がったことを伝えている。

記事によると、8月にペロシ米下院議長が訪台した際、CCTVが「中国は一つだけ」との画像をツイートしたものの、リン・チーリンはこれをリツイートしておらず、中国のネットユーザーから批判を浴びていた。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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