南京事件、慰安婦の記憶遺産登録申請、日本政府が中国に取り下げ求める―日本メディア

Record China    2014年6月25日(水) 11時0分

拡大

24日、日本政府は閣議で、中国政府が南京事件の記録と従軍慰安婦に関する資料をユネスコの記憶遺産に登録申請したことについて、「極めて遺憾だ」とし、「中国側に申請を取り下げるよう申し入れる」とする答弁書を決定した。写真は南京事件の記念館。

(1 / 2 枚)

2014年6月24日、日本メディアによると、日本政府は24日の閣議で、中国政府が南京事件の記録と従軍慰安婦に関する資料を国連教育科学文化機関(ユネスコ)の記憶遺産に登録申請したことについて、「極めて遺憾だ」とし、「中国側に引き続き抗議し、申請を取り下げるよう申し入れる」とする答弁書を決定した。人民日報(電子版)が伝えた。

その他の写真

答弁書は、南京事件について「非戦闘員の殺害または略奪行為があったことは否定できない」とした上で、具体的な規模については「さまざまな議論があることもあり、政府として断定することは困難」としている。

中国外交部の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は6月10日の記者会見で、記憶遺産に登録申請した目的について、「歴史をしっかりと心に刻み、平和を大切にし、人類の尊厳を守るためで、類似の非人道的行為を防ぐためだ」と説明している。(翻訳・編集/NY)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携