日本旅行以外は販売すらなし?韓国観光市場に危機=韓国ネット「日本に行くほうが安いから当然」

Record Korea    2022年9月28日(水) 19時0分

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26日、韓国・済州放送は、「来月からの日本のノービザ観光客受け入れ拡大を観光業界は歓迎しているが、一方で従来の国内旅行は非常事態となっており、懸念の声も上がっている」と伝えた。

2022年9月26日、韓国・済州放送は、「来月からの日本のノービザ観光客受け入れ拡大を観光業界は歓迎しているが、一方で従来の国内旅行は非常事態となっており、懸念の声も上がっている」と伝えた。

記事によると、LCC大手の済州航空は仁川(インチョン)と東京、大阪、福岡を結ぶ便の運航を再開しており、今後は釜山(プサン)、金浦(キンポ)、仁川路線も増便や再開を予定している。ジンエア、ティーウェイ航空もそれぞれ仁川発の日本路線を増便し、旅行需要への対応に乗り出した。大韓航空も今月、既に釜山~成田路線を再開しており、各航空会社とも路線拡大を進めている。今後も空の便はさらなる拡充が見込まれ、特に旅行業界は円安に伴う格安さを前面に出して消費者にアピールしているという。また台湾、香港、シンガポールなどアジアへの路線も増便、再開が予定されているという。

そうした中で、相対的に「国内観光市場は危機的状況にある」と記事は指摘している。通販番組などでは日本パッケージ商品の売れ行きが好調なことから、マーケティングやコンテンツ開発が日本に集中している。ある旅行会社関係者によると、「海外旅行商品の6~7割を日本旅行が占めるほどの人気」だといい、番組サイドからは日本旅行ばかりを要求されるという。人気の国内旅行先だった済州(チェジュ)島などは商品の取り扱いも期待できない状況で、料金も日本商品に比べ相対的に高くなっているという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「済州島に1回行く予算で日本に2回は行けるんだから、当たり前」「済州に行くお金があるなら日本に行くよね」「東南アジアに行くよりも済州島に行くほうが高い。それなら海外に行くでしょ」「済州島は黒豚以外、これといった特色もないし、高くつくだけ」「済州島はぼったくるし、不親切」「さんざん観光客からぼったくってきた結果、こうなるのは当然のことだ」「まずぼったくりを何とかすべき。何もかもが高すぎる」「済州島は日本に関係なく反省すべき」などの声が殺到している。

その他、「目を覚ませ。日本は韓国の主敵の一つだ」「それでも日本に行くのはおかしい」といったコメントも見られた。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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