日本が10月11日から入国者数の上限を撤廃し、個人旅行を解禁することが、中国版ツイッター・微博（ウェイボー）でも話題になっている。

米ニューヨークを訪問中の岸田文雄首相は23日、新型コロナウイルスの水際対策をさらに緩和すると表明。1日当たりの入国者数の上限（現在は5万人）を撤廃することや、ビザ免除、個人旅行の解禁などを発表した。

報道を受け、日本行きに興味のある中国のネットユーザーからは「これは吉報」「日本に行きたい」「（コロナ流行から）もうすぐ3年、ようやく解放される」「今円安だから絶好のチャンス！買い物も宿泊もグルメも」など、前向きな声が多く寄せられた。

一方で、「行きはいいけど帰りがなあ」「日本が水際対策を緩和したけど、問題はそこじゃない。今、航空券の価格はとんでもなく高い。それに（中国に）帰ってきたら隔離される。旅行のコストが高すぎる」「帰りの問題がなければ絶対行くのに」といった声や、「そもそも中国から出られるのかな」「パスポートの更新が止められてるんだけど」といった声も。

中には、「周囲の国はみんなコロナ前に戻っている。中国はいつになったら戻るんだろう」と嘆く声も上がっている。（翻訳・編集/北田）