世界航空会社ランクで香港キャセイ順位大きく下げ16位に、全日空も後退

Record China    2022年9月26日(月) 16時0分

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英スカイトラックスが発表した2022年版の世界航空会社ランキングで、香港のキャセイパシフィック航空は順位を大きく下げて16位になった。写真は第1位と評価されたカタール航空。

英国に本社を置く航空サービスリサーチ会社のスカイトラックスはこのほど、2022年版の世界航空会社ランキングを発表した。香港メディアの香港01は24日付で、香港に本社を置くキャセイパシフィック航空が順位を大きく下げて16位になったことに特に注目する記事を発表した。

スカイトラックスの航空会社ランキングは、世界的に信頼性が高いとされている。22年版で第1位に選ばれたのはカタール航空だった。カタール航空が世界トップに選ばれたのは7回目で、「世界最高のビジネスクラス」「世界最高のビジネスクラスシート」「中東最高の航空会社」「世界最高のビジネスクラスラウンジ」「世界最高のビジネスクラス機内食」などの9つの世界最高賞も受賞した。

シンガポール航空も前回と同じ世界第2位で、「アジア最高の航空会社」「世界最高のファーストクラス」「世界最高のファーストクラスシート」などの9賞も受賞した。

21年版では第3位だった全日空は、「世界最高の空港サービス」「世界で最も清潔な客室」などの評価を受けたが、総合ではエミレーツ航空にわずかに及ばず第4位だった。

一方で、第3位の評価を受けたエミレーツ航空は、「世界最高の機内エンターテインメント」「世界最高のエコノミークラス」などと評価された。

香港に拠点を置き、21年は第6位だったキャセイパシフィック航空は、順位を10位も下げて第16位の評価だった。個別部門の賞も受賞できなかった。香港01は「新型コロナウイルスの感染状況と投資状況による業績への影響」が出たとの見方を示した。

なお、中国大陸部の航空会社としては、中国南方航空が13位(前回は12位)、海南航空が14位(前回は9位)に選ばれた。台湾の長栄航空(エバー航空)は、前回の7位から18位へと、順位を大きく落とした。韓国の大韓航空は前回の22位から9位へと、順位を大きく上げた。

前回5位だった日本航空は6位と、順位をやや落とした。(翻訳・編集/如月隼人

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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