エネルギー危機の欧州各国で、農業がピンチに―中国メディア

Record China    2022年9月25日(日) 8時0分

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24日、中国中央テレビ(CCTV)は、ロシアのウクライナ侵攻によるエネルギー危機で、欧州の多くの国で農業が打撃を受けていると報じた。写真はフランス。

2022年9月24日、中国中央テレビ(CCTV)は、ロシアウクライナ侵攻によるエネルギー危機で、欧州の多くの国で農業が打撃を受けていると報じた。

記事は、イタリア、フランスなどの欧州諸国において、エネルギー危機が農業の生産に打撃を与えており、イタリア北部トレンティーノにある村では、省エネ対策の一環として収穫、包装したリンゴを洞穴内に設けた天然冷蔵庫に貯蔵していると紹介。洞穴は採石場の跡地を再利用し、あらかじめ冷気を投入した地下約300メートルの空間に厚さ5〜7メートルの岩盤を入れることで、常にセ氏1度前後の温度を保つことができると説明した。

そして、数年前に作ったこの天然冷蔵庫が深刻なエネルギー危機に直面している今、大きな省エネ効果を生んでいるとし「通常の冷蔵庫を使ったときに比べて、32%の節電になっている」という関係者の話を紹介している。

また、フランス北部のブーヴィーヌではエネルギー価格高騰にチコリー栽培農家が頭を抱えていると紹介。現地では秋に収穫したチコリーの根を冷凍庫で保管し、必要な時に解凍して温室で栽培することで通年生産を実現しているとし、農家からは「温度を一定に保つ必要がある根を保管するために、冷凍をストップさせるわけにはいかないが、エネルギーコストが10倍になったらとても負担しきれない」との声が聞かれていると伝えたほか、電力価格の高騰に加え、包装材料の価格もこの2年ですでに60%上昇しており、厳しい経営に追い打ちをかけていることを伝えた。

記事は、フランスの特に北部地域ではチコリー栽培が多くの雇用を創出しており、一部の業者が栽培を止めてしまえば現地の雇用状況が悪化する可能があると指摘した。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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