韓国・尹大統領、今度はニューヨークで「三度の恥」をかく―中国メディア

Record China    2022年9月23日(金) 17時50分

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22日、環球網は、米ニューヨークを訪れた韓国の尹錫悦大統領が、米国、日本の首脳との会談をめぐって三度恥をかいたと報じた。写真は韓国大統領府のフェイスブック公式アカウントより。

2022年9月22日、環球網は、米ニューヨークを訪れた韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が、米国、日本の首脳との会談をめぐって三度恥をかいたと報じた。

記事は、尹大統領がニューヨークで現地時間21日に開かれたグローバルファンドの会合に招待され出席した際、バイデン米大統領と会談したことを紹介。韓国メディアが「バイデン大統領と単独で会談した尹大統領は、米韓両国の密接な協力への期待と、米政府による「インフレ抑制法」の韓国への影響に対する懸念を示した」と伝える一方で、実は「握手から対話を終えるまでの時間がわずか48秒程度の立ち話」だったことを明らかにしたと伝え、「通訳の時間を加えれば、尹大統領は一言しか発せず、バイデン大統領も簡単に答えるぐらいの時間しかなかった可能性がある」とした。

また、わずか48秒の「首脳会談」で何ら成果を得られなかった尹大統領がさらに「暴言スキャンダル」も引き起こしたとし、同21日のニューヨークでの国際会議を終えて会場を出る際に、自国の外相に「議会の野郎どもが承認しなかったら、バイデンは恥ずかしくてどうするだろうな」と発言したことが韓国メディアのカメラに収められ、韓国国内で激しい批判が巻き起こったと伝えた。

さらに、同21日に尹大統領が岸田文雄首相と「略式会談」を実施し、韓国大統領府が「双方は関係改善の必要性、外交当局による対話推進、意思疎通の継続で一致した」と発表したことについても「一悶着あった」として言及。韓国大統領府が15日、一方的に「ニューヨークで日韓首脳会談を行う予定」と発表したことに対し、徴用工問題における韓国政府の姿勢が正式な日韓首脳会談開催に適さないとの姿勢を保っている日本政府が強い不満を覚え、韓国の発表直後に官房長官が「何ら決まっていない」と否定した上、21日の会談実施直前まで日本が「何ら決まっていない」との姿勢を崩さず、韓国側の正式発表も実際に会談が始まって2分後にようやく出るという結果に至ったことを伝え、「主導権が日本にあるという印象を外部に抱かせた」と評している。

また、日本メディアは今回の日韓両首脳による約30分にわたる話し合いについて、「会談」ではなく「懇談」という言葉を一貫して用いていると指摘。日本側が「ダウングレード処理」したことが明らかになったとしたほか、「懇談」について日本政府が「徴用工問題が解決しない状況での首脳会談は時期尚早だが、関係改善に向けた韓国の姿勢は評価しており、非公式な『懇談』という形式で韓国側の対話要求に応じた」と評したことも「見かけ上では韓国を称賛しているが、韓国人にとっては心をえぐられるような内容だろう」と伝えた。

記事は、「48秒の米韓首脳会談」「韓国国旗のない日韓首脳会談」「米国議会に対する暴言」によって韓国の品格はおとしめられたとの批判が韓国のメディアや野党関係者、世論から噴出していると紹介。今年6月にスペインで尹大統領がバイデン大統領とあいさつした際に「ノールック握手」をされ、韓国国内で「屈辱だ」との声が渦巻いたことを挙げて「韓国の人たちは、その時のことをまだ忘れていない」とし、今回の「3つの恥」が韓国国民の心情をさらに傷つける結果になったとの見方を示している。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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