シャインマスカットの中国流出、「模倣にばかり頼ってはだめ」と中国メディア

Record China    2022年9月22日(木) 8時0分

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中国のポータルサイト・網易にこのほど、シャインマスカットの騒動について「中国は模倣に頼ってばかりいてはいけない」と訴える記事が掲載された。

中国のポータルサイト・網易にこのほど、「日本が多くの果物の中国流出を阻止へ、シャインマスカットが引き起こした事件」と題する記事が掲載された。

記事は、シャインマスカットについて「今ではあちこちの市場で見かけるようになったブドウで、味が良く、暑い夏の時期に涼しさと楽しみを与えてくれる」とした。


一方で、「シャインマスカットの由来は知っているだろうか?」とし、日本の独立行政法人である農業・食品産業技術総合研究機構が「安芸津21号」と「白南」を交配して育成した品種であることを紹介。後に中国に持ち込まれたと説明した。


記事は、ここ数年の間にシャインマスカットが「成り上がり者」から「凡人」へと変わったとし、価格が暴落したことや、品質に大きな差が生まれるようになったことを指摘。また、日本政府がシャインマスカットの流出による損失額が年間100億円に上ると試算し、その教訓から種苗法を改正して果物品種の流出阻止に力を入れ始めたと伝えた。

その上で、「中国は独自ブランドの研究開発を拡大する必要があり、模倣にばかり頼っていてはならない」と論じた。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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