中国の人気作家・天下覇唱による冒険ファンタジー小説「鬼吹灯（きすいとう）」シリーズが破格のクオリティーで次々と映像化されていく中、15日、新たに「崑崙神宮」が21日から動画配信サービス・騰訊視頻（テンセントビデオ）で配信開始と報じられ、ドラマファンの間で歓喜の声が上がっている。

ドラマは、トレジャーハンターの胡八一（パン・ユエミン/潘粤明）と仲間の王凱旋（ジャン・チャオ/姜超）、シャーリー・ヤン（キティ・チャン/張雨綺）が呪われたあざを消すカギとなる「●塵珠（●＝雨の下に毛）」を探すために古代王家や貴族の墓を転々としながら冒険を繰り広げるストーリーを描いている。「崑崙神宮」は、崑崙の果てに存在する伝説の地・悪羅海城が舞台となっている。

中国版ツイッター・微博（ウェイボー）のドラマ公式アカウントはこの日の報道に合わせて最新PR映像を公開。そこにはそびえ立つ雪山と神秘なる崑崙秘境、冒険者に襲い掛かる食罪巴魯、雪弥勒、達普鬼虫などの危険すぎる怪物たちがCGでリアルに再現されている。また、墓の中に仕掛けられている数々のわなや背筋が寒くなる不気味な石像、千年の呪いに関する前触れも一部盛り込まれている。

シリーズ最新作の配信決定を受け、ファンの間では「やっと配信か！VIPメンバーになって先取りしないと！」「長く待ってたよ！21日が待ちきれない！」など期待の声が多数上がった他、「パン・ユエミン、ジャン・チャオ、キティ・チャンの3人が一番『鬼吹灯』にふさわしい」「“小鮮肉（若手のイケメンスター）”を抜てきしなかったのが良かった！」など、今の出演者を高評価する意見も相次いだ。

酷寒の崑崙秘境で冒険を繰り広げるハンター3人組は、今度こそ「●塵珠」を探し当てることができるのか。グレードアップした絶体絶命の窮地から今回も無事生還できるのか。注目が集まっている。（編集/RR）