2022年9月16日、韓国・JTBCは「20日から米ニューヨークで開かれる国連総会に合わせて日韓首脳会談が行われる」と伝えた。

記事によると、韓国大統領室の金泰孝（キム・テヒョ）国家安保室第1次長は「日韓首脳会談を行うことで合意し、時間を調整中だ」と明らかにした。

日韓首脳による二国間会談は19年12月に中国で行われた安倍晋三元首相と文在寅（ムン・ジェイン）前大統領の会談以降2年9カ月ぶりとなる。岸田文雄首相と尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領の会談は今年6月の北大西洋条約機構（NATO）首脳会議でも調整されていたが、実現しなかった。

記事は「会談は9月21日か22日に30分程度行われる可能性が高い」とし、「元徴用工問題をはじめとする長年の対立懸案、未来協力案などが話し合われるとみられる」と予想している。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「たった30分の会談に意味はない。世間話程度で終わるだろう」「あいさつを通訳したら終わり」と時間の短さを指摘する声や、「岸田首相に頭を下げて『関係を改善してください』と頼むのだろう。歴史を忘れた尹大統領」「日本に何をプレゼントするつもりだろう？心配だ」「独島（日本名：竹島）をあげることだけはしないでください」「嫌な予感しかしない。何もせず帰ってきてほしい」などと懸念する声が多数上がっている。

また「日本政府は『合意した事実はない』と言っている」「日本には会談する気がないみたいだけど？韓国だけで盛り上がって恥ずかしい」との声も見られた。（翻訳・編集/堂本）