52歳の大学新入生が話題に「退職後にもう一度学生生活が送りたかった」―中国

人民網日本語版    
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湖北省武漢市にある湖北軽工職業技術学院に最近入学した52歳の新入生・盧新林さんが中国のネット上で検索のトレンド入りしている。

湖北省武漢市にある湖北軽工職業技術学院に最近入学した52歳の新入生・盧新林(ルー・シンリン)さんが中国のネット上で検索のトレンド入りしている。

「保護者の方は中に入ることはできません。入ることができるのは学生だけです」。13日、校門前で学校の職員にそう言われた盧さんは、「僕は学生で、入学手続きに来ました」と説明していた。

湖北軽工職業技術学院の職員は、子供に送って来てもらった親が入学手続きをするのを見るのは初めてのことで、校門に立っていた教師5人のうち3人が盧さんに、合格通知書を見せるように求めたという。

報道によると、湖北省襄陽市出身の盧さんは80年代に大学生だった。そして、健康上の理由で昨年10月に早期退職すると、受験勉強を始め、一度の受験で見事志望校に合格した。「退職後、毎日、太極拳をしたり、釣りをしたりして過ごすのは嫌だと思い、もう一度学生生活を送ることにした」と盧さん。

そして、「昔、大学に通っていた時は 漢語言文学を専攻していたので、語文(国語)はほとんど復習しなかったが、150点満点で100点を取ることができたので満足している。他の科目、特に英語と数学は苦労した。体力的にも高校3年生のように、勉強に打ち込むことはできず、試験の成績はいまいちだった」と話す。

411点(750点満点)という中国大学統一入学試験(通称「高考」)の成績について、「満足していない」と話す盧さんは、「今回は時間があまりなく、しっかり勉強できない科目が多かった。将来的には、専科から本科への編入試験を受ける計画」とする。

また、「もっと充実した生活を送り、娘の模範になりたい。若者には人生を通して勉強し続けて欲しいから」と話す。

盧さんの娘も「父は退職する前から、将来はもっといろんなことを勉強したいと言っていたので、『高考』を受験すると言った時も、それほど驚かなかった。受験勉強の準備の時には私が高校生の時に使っていた教科書や参考書を渡した」とした。(提供/人民網日本語版・編集/KN)



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