日本人との「差」をどう見る?=「中国では礼儀正しいほど、損をする仕組みになっている」―中国メディア

Record China    2014年6月24日(火) 3時40分

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18日、中国メディア・網易は、中国人と日本人の差にどのように向き合えばいいかについて、中国ネットユーザーの意見を紹介した。写真は空港で地面に座り込む中国人観光客。

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2014年6月18日、中国メディア・網易は、中国人と日本人の差にどのように向き合えばいいかについて、中国ネットユーザーの意見を紹介した。

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日本人のマナーの良さ、礼儀正しさ、素養の高さは、たびたび中国で報じられており、先日のワールドカップの試合後の日本サポーターによる「ごみ拾い」も大きく取り上げられた。このようなときに、必ずネット上に登場するコメントが「それに引き換え中国は…」といった日本との対比で中国の現状を憂うものである。そこで網易は、「中国人はどのような心理状態でこの差に向き合うべきか」というテーマで、中国ネットユーザーのコメントを紹介している。

「中国人は日本人を見たとき、『素養が高い人が多いだけだ』で終わらせてしまう。相手の優れたところを認める勇気がなければ、その時点で負けているのだ」

「日本人は神のように素養が高いわけではなく、全体的な素養が高いのだ。私は日本で1年間生活したことがあるが、日本人は神ではない。しかし、国民全体の素養が高いのは事実だ。国内の留学生センターで仕事をしていたときのこと、日韓の留学生は事務所に入ってくると腰を曲げてあいさつをし、出て行くときも同じだった。私は、彼らがどんなに素晴らしいかということを言いたいのではない。だが、先輩や年長者を敬う態度は、確かに私を驚かせた。これは、自分ができるかどうかとは別の問題である。もしかすると、日常生活の中で日本人と同じように振舞っている人もいるかもしれない。しかし、中国人全体の素養が低いのは事実だ。これは、文化、社会教育、家庭教育の3つが関係している。この点は、われわれに本当に欠けていることだ」

「私も小さいときから他人に迷惑をかけないようにと教えられて育ってきた。しかし、社会に出てからは、何度となく損をした。中国では礼儀正しく、素養が高いほど、損をする仕組みになっている。私は損をしても構わないが、これはおかしいことではないか?子どもはわめき散らして欲しいものを手に入れ、大人は必至に他人の利益を奪うことで成功する。これらは中国を破滅へと向かわせる」(翻訳・編集/北田

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