買春発覚の俳優リー・イーフォンの“封殺”進む、2本の主演映画にも大きな影響か

anomado    2022年9月14日(水) 8時30分

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このほど買春行為が発覚して北京公安局に身柄を拘束された中国の俳優リー・イーフォンだが、12日には封殺が一気に進み、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)でもフォロワー数が激減している。

このほど買春行為が発覚して北京公安局に身柄を拘束された中国の俳優リー・イーフォン(李易峰)だが、12日には封殺が一気に進み、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)でもフォロワー数が激減している。

35歳の俳優リー・イーフォンについて、北京公安局のウェイボーが今月11日、身柄を拘束したことを発表。この発表以前からリー・イーフォンをイメージキャラクターに起用していたロレアルパリ(LOREAL PARIS)など数社が契約打ち切りをウェイボーで公表しており、12日には計14社が打ち切りおよび契約満期を表明。リー・イーフォンは広告契約を全社失ったことになる。

ウェイボーでは6100万人のフォロワーを抱える人気俳優だが、11日の北京公安局の発表後、1日で約50万人のフォロワーが消滅。音楽ストリーミングサービスのQQ音楽や網易雲音楽、動画配信サービスのマンゴーTVなどからも、作品が次々と削除されている。

同じく11日、中国のエンタメ大賞「華鼎賞」では、第22回(2017年)でリー・イーフォンが獲得した最優秀主演男優賞など二つの賞の取り消しを発表。称号を取り消されたのは、昨年はじめの代理母騒動や、その後の脱税騒ぎで封殺状態にある女優ジェン・シュアン鄭爽)に続く2人目となる。

リー・イーフォンの出演作としては、日本の人気漫画「賭博黙示録カイジ」が原案で、18年に公開されてヒットした中国映画「カイジ 動物世界」の続編「動物世界2」や、中国で実際に起こった殺人事件を描くサスペンス映画「操場」の主演2作が公開を待機中。しかし今回の不祥事によって、今後は大きな影響を受けるとみられている。(Mathilda)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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